マガジンのカバー画像

My mind

47
自分の物事に関する考え方をまとめました
運営しているクリエイター

#古着屋

自分の頭の外に出る

自分の頭の外に出る

洋服をずっと好きでいるとマンネリの壁にあたる。大体いつも同じようなものを買ってしまうし同じようなスタイリングになってしまう。なんなら顔馴染みのお店に行くと自分が好きそうなものを提案されるので尚更。そんな事もあり、僕は自分のお店の在り方に一つ裏テーマを設けた。

簡単に言えば提案型のお店であるということ。
今までその人自身が選んでこなかったけど着てみたら、いいじゃ〜ん!っていう服とか色とか、をお客様

もっとみる
イベントに対しての僕の姿勢

イベントに対しての僕の姿勢

先日PUMという、群馬は前橋で行われたフードと古着、音楽(DJ,レコード)がミックスされたイベントに参加しました。お誘い頂いたのが半年前くらいだったので時間もあるし、色々イベントにも思うことがあって、主催の方に自分の思いを伝え一度ミーティング。

個人的にお店から行ける距離でみんなで集まってイベントーってやるのはなんだか意味があるのか疑問でなかなか出る意味が見出せずほとんどお断りしていた。もちろん

もっとみる
先をゆく

先をゆく

今売れるものっていうのは洋服屋でなくとも分かるわけでそこをとりに行くのはビジネス上最も優れているがつまらない店になってしまうものだ。そこは大手や老舗に任せて個人店はそこと競っても勝ち目はない。古着屋である私の場合、そう言った商品はほぼほぼ仕入れられない。世界中に星の数ほどありそうな古着屋さん達との仕入れ競争に勝てるわけがない。そもそも自分は2年半前に古着屋を始めた蒙古斑が青々と生えるビギナー中のビ

もっとみる
新しい形

新しい形

今月末31日水曜日に一つ新しい試みをする。
その名も「あなたのお代既に頂いております」
という憧れのアレ。

あの喜びは新しい買い物の形になるんではないかと考えお店同士でwinwinになれる仕組みを整え実行してみようと今回開催に至る。払った方も気持ち良くて払ってもらった方も得をするwinwinな形。

特に今コロナコロナで実店舗は集客に苦戦し苦しい状況の中、何かこれを機に少しでもの売り上げへの貢献

もっとみる
自分の仕事を通して地球の為に出来る事は何なのか

自分の仕事を通して地球の為に出来る事は何なのか

もう何年も前から問われている事だけれどここ最近になってまた様々な方面から聴くようになった「サステナブル」。特にこのアパレル業界は環境問題も相まって切っても切り離せない関係にある。僕は新品の服も着るし古着も着る。そして古着屋のオーナーである。

服が多く作られ捨てられている。年間の衣類ゴミは何万トンです!みたいな話もよく耳にするようになった。洋服を作る過程で出るCO2であったり石油由来の繊維など環境

もっとみる
不安だったら毎日自己ベスト出すしかないぜよ

不安だったら毎日自己ベスト出すしかないぜよ

まだまだ油断できない状況の中、毎日お客様にいらして頂けて本当に助かります。洋服をメインとして生業にしている私にとってはこの先の不安は大いにあるわけですがお客様がそんな不安を取り除いてくれました。

出掛けることもそう簡単ではないし着飾る回数や機会が減る事も確かなわけでそこにうつ一手はあるのかと言う考え自体が無駄でした。服好きは今までと変わらずファッションを楽しんでいるし新しいものを欲している。私も

もっとみる
洋服屋と気まずさ

洋服屋と気まずさ

洋服屋ってなんか入りづらいし入ったら入ったで買うものがないとなんか気まづい状況に陥る。そんな余計な神経をすり減らす事をやめたいと常々思う。

自分がお客さんだったら特に私の店はなんだか入りづらいし勇気がいる。そんな中入りづらいお店に勇気を持って一度門を叩いてお店に来てくださったお客様には居やすい環境づくりを提供すべくゆるい空気を存分に晒していく。

その人、そのお客様にあった接客というのが出来ない

もっとみる
支払いの概念

支払いの概念

自分でお店を始めるとそれまで気づかなかった事にたくさん気づく。運営する側になると学びが多い。お客様で居続けるとわからなかった事が多く反省もしている。

ここ最近考え方を少し変えてみると少し背筋が伸びるという現象があった。お客様はこのお店で商品を購入した代金をお店に支払う。それは私にとってその洋服が売れたという対価である。当たり前のこと。

でも実際は私はそれで生活もするし仕入れもする。そう考えると

もっとみる