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『仕事は楽しいかね?』

こんにちは、ふみやです。

今回は本のアウトプットをしていこうと思います。

本の名前は、タイトルどおり「仕事は楽しいかね」

デイル・ドーデン(原作)です!


ビジネス書として日本でかなり有名な1冊らしく

たくさんの方々が本のレビューを書かれていますが、

僕が感じ、考えたことをここに残します。




この本の内容で、自分に落とし込みたい、

そして、誰かに伝えたいと思う部分は

大きく2つでした。

それは、

1.「試してみる」ことが、自分を変えてくれる。
2.目標は絶えず変えていくべきものである。

の2つです。


まず、1について。

「試す」というのは、この本の重要なキーワードでもあり、

この本を読んだことで僕の好きな言葉になりました。

「試す」と聞くと、「挑戦」や「チャレンジ」という言葉よりも

感覚的に気軽な感じがしませんか?

「試食」「試飲」のような言葉も身近にあるため、

それくらいなら簡単にできそうだなと感じると思います。

ですが、「試す」ことは時に大きな結果を生むことがあります。

コカ・コーラの誕生秘話をご存知でしょうか?

アメリカ、ジョージア州のアトランタという地域の薬屋さんから

生まれたと言われています。この薬屋さんで取り扱っていた

頭痛薬を水やソーダ水で希釈して飲んでみたところ

おいしさに気づき、誕生したそうです。


ジーンズの話もあります。

開発者であるリーバイス・ストラウスが10代のとき、

アメリカにやってきた。カリフォルニアの金鉱山の話を耳にし、

帆船(ワンピースに出てくるような船)で品物を売りながら向かうと、

到着するまでに売り切れたが、あるお客さんにズボンをくれと

言われたが無かったため、船の帆布でズボンを作ったことが

ジーンズの始まりだそうです。


このような話はただの偶然だと思われるかもしれませんが、

その転がっていた偶然を見つけ、行動に移した人にしか

達成できなかったことに違いありません。

そして、仮にコカ・コーラが大ヒットしなくとも、

ジーンズが人々の生活に取り入れられなくとも、

試した本人たちにとっては失敗ではなく

「試しただけ」である。

色んなことを試し、起きている偶然に気づき、

新しいことを始める。

これこそが正解なんじゃないかと思わされました。

これは実際に試してみる価値あると

感じたので、些細な思いつきはメモしたり、

提案したりするようにしています。



次に、2について。

「目標を立てて、ゴールから逆算し、行動しろ。」

これは一般的にある思考であり、

僕自身も学生時代によく先生から言われたことがあります。

この思考はずっと僕の中で正しい考えだと認識しており、

立てた目標は達成しなければならないと

思い込んでいました。おそらく世の中に似たような方々が

多くいるのではないかと察しているのですが、

目標は変えてもいいものだと気づきました。

語弊があるかもしれませんので、正しく言い直すと、

目標は絶えず変えていくべきものなんです。

なぜかというと、明日コロナウイルスに感染したり、

会社が倒産したり、何が起きるかわからない世の中で

1年後ましてや5年、10年先の目標を立てても

その道どおりに1歩1歩実現していくのは不可能だからです。

良い言い方をすれば、目標を修正していくことが必要になる。

でしょうか?

著者のデイル・ドーデンさんは

目標に縛られることは愚かです。周囲に変化が起きても、

目標及びそのための計画に縛られたままでは、

「仕事が楽しい」毎日を送ることはできないはずです。

とおっしゃっています。今日の目標は明日のマンネリ!


そんな目標について悪いことを書いた僕ですが、

僕にも入社前から持っていた目標があります。

「5年間はこの仕事を後悔なくやりきること」です。

でも、この本を読んで、変えました。

仕事の大きな目標として「やりきること」

そして、行けるとこまで「昇進すること」

抽象的というか、やんわりした目標ですが、

これぐらい緩いほうが繊細な僕にとっては

合っている気がします。

プラス、小さいことだけど重要なのが、

会社で1年目だろうが、社内で一番フレッシュな

考えや視点を持っているはずなので

思いついたことや悪いと思ったことは

上司や先輩に言ってみる!これがもしかすると

未来を変えるかもしれないと思うと、

上司に嫌な顔されることは屁みたいなもんですね。