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なぜフリーランスエンジニアを時間で縛ろうとするのだろうか?

フリーランスのソフトウェアエンジニア* の採用条件がどんどん緩和してるという話が出てました。

※日本では「エンジニア」という呼称が普通ですが、本来情報処理工学を修めた人だけをそう呼び、海外でただのプログラマーは「developer デベロッパー」と呼ばれてます。なので呼び替えるべきだと思っています。

当方はいわゆるフルスタックで、デザインとプログラミング両方が可能です。が、プログラマーとしての働き方にいつも戸惑いがあって、あまりこちらでは稼働してません。

というのも、どの案件もほぼ間違いなく「週○日、○時から○時まで」という拘束条件がキツイものだからです。こんな条件で働くと専任になってしまい、別件を引き受けることができず、フリーランスでいる意味がほとんどなくなってしまいます。

デザイン業務は「期限までにデザインを仕上げればいい」という条件なので、その間はいつ何をしようと自由です。なので複数案件を請けることもできるどころか、決まった時間に仕事をする必要すらありません。なにせ締切に完成していればいいので、締切前日まで着手せず遊んでたって全然構わないのです(多分死にますが・笑)。

フリーランスは自由が欲しくて、拘束されたくなくてフリーランスとなっています。企業はそのことをよくよく考えて欲しいと思います。システム開発もデザイン業務のように「○日までにこの機能を仕上げてくれ。ギャラは○円」と依頼してあとは放置、という風にすれば優秀なデベロッパーを集めやすいのでは、といつも思います。私もそうしてくれた方が引き受けやすいので、ホントそうならないかなと常々願っています。なにせデザインよりギャラがいいので(笑)。

以前はよく軽めの Web システムまるごとひとつを一人で引き受けてましたが、仕事を依頼してくれていた会社が大手に買収されて内製化してしまったため、そういう案件が途絶えています。なので、時間拘束型ではない案件ならば引き受けられますので、よろしければお問い合わせくださいませ。

フリーランス向けの時間拘束型案件よ、はやく滅べ!


ヘッダーイラスト: Loose Drawing

カフェラテおごってください。