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今日は気仙沼つばき会が企画した気仙沼の2040年のみらいを考えるワークショップ「YUIみらいワークショップ」に参加。取材側としてオブザーバー的に参加した。

2日間にわたるワークショップで、1日目の今日はユース会。中学生以上から25歳くらいまでの人たちが参加して、30人くらい?もっとかな?参加していた。

グループにわかれて、気仙沼の未来について話し合う。まずは最悪の未来について。「こんな気仙沼の未来は嫌だ!」が大喜利みたいになって笑いも起きつつ楽しくアイデアを出し合う。こんなところには住みたくないねぇ〜、なんていいながら。

次は最高の未来について。
・女性漁師の誕生
・気仙沼の市長は高校生
・自分らしく誇りを持って働く人が100%

などなど、いろんなアイデアが出た。

最後はそんな最高の未来に向けてどんなアクションをしていくか。バックキャスティングという手法らしい。

みんな自分らしい明日からの第一歩を付箋に書き込む。みんな楽しそうで、見ているだけでワクワクする。

つばき会代表の和枝さんが最初の挨拶で「どんな小さなことでもいいから、腹の底にあるものを出しましょうね!今日が、気仙沼の新しい未来の1日目だったなって、あとから思えるような日に」とお話しされていて、それが今日の場の空気をつくっていたような気がする。

高校生たちがバンバンアイデアを出す。明日はユースのアイデアをふまえて気仙沼の大人たちがアクションを考える。

「本気の大人になっぺ!」和枝さんが言った。

ユースの声は切実で、率直で、だから心に刺さる。私は本気の大人になれているだろうか、と自分に問う。やるしかないよな、と思う。

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仙台フィルの演奏を聴けることになり市民会館へ。久しぶりにクラシックのコンサートを生で味わった。最初、静かな期待の空気を切るように、一斉に弓を引いて音が届いた瞬間、鳥肌が立った。現役大学生の主席トロンボーン奏者の男性がソリストとして登場し、うますぎて笑ってしまった。トロンボーンのソロで一曲まるまる魅せてくれて、かっこよかった。トロンボーン界の大谷翔平って感じだった。

楽器を通して表現するって楽しそうだな。吹奏楽時代を思い出し、ちょっと吹きたくなる。

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予定があってずらしてもらってたジムへ。今日が月に一度の計測日なのを忘れてた。荒れ狂った食生活と不規則な睡眠でダメになってそうと思っていたが、思っていたよりはよかった。筋肉増えてた。やったねぇ。体を動かしてる時が一番何も考えてないし自己肯定感もあがる。ジムが息抜きの時間になっている、なんてことを2年前の私が聞いたらびっくりするだろうな。

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夜はワークショップで一緒だったみなさんと懇親会。まるオフィスの大先輩であるえまさんのお母さまに会い、メルマガの最初にある気仙沼の最近の日常、読んでたよ、がんばってくださいねと言ってもらって、胸熱。読者に会えるってこんなにうれしいのか。(大袈裟)やる気が出る。

#男女共同参画ってなんですか ? という問いを起点に探究し、署名を集めて社会を動かした彩乃ちゃんと出会い、しゃべる。12年前からジェンダーギャップ解消の取り組みをしているそう。なんと私と同い年!とても良いお話しができた。彼女がやっている講座プログラムに強く興味をもつ。

ローカルでは著名な『豊岡メソッド』を書いた大崎さんともお話しした。こういう取り組みを本にしたくて、でもわかんなくて、どうしたらいいんですかね〜とよくわかんない話をしてたのにめちゃめちゃ聞いてくれて、いろんなお話しをしてくださった。韓国に出版社だらけのまちがあるらしいとか、本についてのお話しでも盛り上がり、気持ちが上がる。

その後、懇親会に参加した気仙沼の仲間と車の中で二次会。今日のこと、普段のこと、気仙沼のこと、やりたいこと、いろんな話をする。良い夜だ。引き続き一緒にやっていこう。

話していて気づいたことがあって、メモしておく。気仙沼は「自立させる人」が多いなと思う。どこまで意図して、どこまで無作為なのかわからない。誰もそんなこと普段言ってないんだけど、周りの人たちのあり方の共通点に「自立」というキーワードがあるように思う。

それは、もしかしたら震災後にまちの自立をサポートしてきた人たちが多いからなのかもしれないな、と思った。全部助けるんじゃなく、自立できるような伴走をする。人口減少の中で全部サポートするリソースがないのもあるかもだけど、そのバックグラウンドは大きいのかもしれない。

インプットが多くて頭の中が忙しい日だった。気仙沼、毎日学びだ。

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