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思考を変えるヒントは自分のせいだと思わないこと


◆ よくいただく相談 ◆

「昔からすぐに落ち込みやすいんです。」
 
「ネガティブな思考をしてしまいます。」



▶︎▶︎▶︎


人間はいくつの細胞でできているか、
ご存知でしょうか?


およそ37兆個の細胞で
できていると推定されています。

遺伝子はDNAという物質からできていて、
DNAは以下の4つの塩基が
並んでできています。

・A(アデニン)
・T(チミン)
・C(シトシン)
・G(グアニン)


なんと遺伝子は、
大腸菌から人間まで全部同じ、
この4種類の暗号でできていると
言われています。



🍀
細胞や体がどのように
作られているかを知ることで、
人間の思考についても
考えを深めることができます。


思考は、
ニューロン(脳を構成している神経細胞)の
つながりです。

〇〇という神経伝達物質が出たら、
こういう考えになると決まっています。


ドーパミンが出たら、意欲が湧いてきます。

オキシトシンが出たら、心が落ち着きます。

セロトニンが出たら、気持ちが安定します。


このように、
人間の考えていることは、
神経伝達物質の化学反応でしかありません。


自分が考えていると思っていることも、
全て自分が考えている訳ではないのです。

自分が考えているのではなくて、
ただ化学物質が流れているだけです。



食べるものでも考え方が変わります。

例えば、
セロトニンの原材料になるものが
多い食材を食べると、
セロトニンが作られる量が多くなります。

セロトニンが増えると、
精神の安定や安心感を得られたり、
平常心を保っていられたりします。


思考は、
食べ物や環境や自分の遺伝子や
親からもらった遺伝子のちょっとした不具合で
変わってくるのです。


そういう意味で考えると、
思考は自分だけで
作っているのではないのですから、
その考え方をしてしまうのは
自分の責任ではありません。

全て自分のせいだと思う必要はないと思うと、
少しだけ気持ちが軽くなりませんか?






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