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⑤スクールでは教えてくれない!プロコーチ資格を取得直後、強烈に困ったBEST5/5!

こんにちは!複業・起業ブラディングコーチの大薗史奈(おおぞのふみな)です。

”困ったシリーズ”を5回に分けてお届けしています。
1. 投げかける問いが全て自分に跳ね返ってくる
2. お試し期間が終わった後にクライアントがガクっと減った。
3. 値上げの恐怖。正規料金を伝えられない。いくらが妥当なの?
4. 継続クライアントとのコーチングにマンネリ感…。どうしよう。

最後の5話は、こちらです。

クライアントが会社を辞めそうだ!!!本当に、背中をおしていいのか不安です。

この悩みは、資格勉強中にもっていた気持ちでした。今は、様々な方をサポートさせていただく中で、学び、気づき、その度に考えて、やっとこさ、自分なりのスタンスを確立できました。

これまでの4話、そしてこれからお話することは、私個人の考えであり、体験談です。そのまま真似るのではなく、あなたなりの考え方を大切にして、ご自身の判断と責任の上で、ご参考にされてください。

コーチ・コンサルであるみなさんには、このようなシーンで、不安な気持ちになった経験は、ありませんか?

「前回のセッションを受けて、大切にしたいことが分かってしまいました。」
「だから、仕事は辞めて、独立したいと思います。応援してくれますか?」

このようなご決断の言葉をいただくたびに、心がドキドキバクバクしていました。
その一瞬は、手に汗を掻きながら、思わずぎゅっと拳を握りしめてしまう感じ。
覚悟を決めたクライアントと同じエネルギーでいたいと思うから、必死に自分(の信じているもの)と繋がる。で、クライアントの”真実”をしっかりと見つめます。

一度、そのモードに入ってしまえば、もう体の力は抜けていて、ドキドキや心の揺れがピタッと止まります。そのあとは、自然に言葉が溢れ出てくるようになるので、それに身を任せてコーチングをする感じでした。

(コーチ以外の人が読むと、何言ってんだ?よくわからん。という感じかもしれませんが、本当にこんな感覚になるのです。)

特に、一家の主人(妻もお子さんもいらっしゃる)だったりするとなおさらです。人の人生が変わっていくタイミングに立ち会う仕事とは、本当に尊くて、ダイナミックで、ものすごくエネルギーが必要なのです。

クライアントを”完全な存在”として受け止め、目の奥に揺れがなければ、背中を押す

当時の私は、こんな言葉がでてしまう自分と戦っていました。

例えば、
ご家族いるのに、大丈夫なんですか?
本当に後悔はしませんか?
辞めることが目的になってはいませんか?
私は今一緒にいるけど、決めるのはクライアントであるあなたです。
本当に、大丈夫?

まるで母親のような気持ちです。
でも、よく考えてみてください。これって、クライアントを弱い存在であることを前提にしている感じがしませんか? ”心配な存在”としてみてますよね。

コーチがそういう目線でクライアントを見ていたら、どうなるでしょうか。エネルギーとは伝染するもので、うまくいくものも、いかなくなってしまいます。

クライアントは、完全です。欠けることのない存在です。自立した1人の人間として、コーチの目に映るクライアントの意志に揺れがなければ、同じエネルギーをもってして、しっかりと背中を押すことにしていました。

一方、私がクライアント体験をして”思ったこと”

私も、会社を辞めてコーチとして独立をする時に、↑と同じような時間を、マイコーチと過ごしました。

本当に大切にしたいものに気づいた私は、居てもたってもいられなくなっていました。今まで、見ないふりをしていた本当の願いに触れてしまったのです。一度触れてしまったら、もうその気持ちを止めることなんてできませんでした。
そんな姿を見たマイコーチはいいました。

「史奈ちゃんみたいな、エネルギーの大きさをもっている子が、悶々としながら小さな枠に自分を押し込んでるなんて、宇宙の損失だよ!!!やめれ!!!(コーチ)」

「(泣きながら)わかってる。。。わかってます。。。辞める。すぐやめる。願いを叶えられるところで働きます。うううう。。。」

この日のことは、鮮明に覚えています。人生の歯車が音を立てて、ゆっくりと動き出した瞬間でした。一緒に泣きながら、思いっきり背中を押してくれたコーチに、心から感謝しています。独立した今、あの時の決断を振り返っても、後悔なんてこれっぽちも無い。あの時、私がした選択は正しかった、と心底思います。

だけど・・・

自分の願いがわかった、行きたい方向性もわかった、

でも、どうやって生業に育てたらいいの??

次は、この大きな壁にぶつかりました。周りをみても、企業に勤めながらの副業 or 自組織に活用してる人ばかり。

専業コーチで食べている人は(私が出会えていないだけなのかも)、会社に組織開発コンサルなどで入り込みながら、社員にコーチングを提供していたり、コーチ養成機関の先生たちが卒業生に向けて提供している。そのくらいしか、近くでは事例を見たり聞いたりすることができませんでした。

スクールでは、コーチングのスキルは学べるけれど、生業にしていく方法や先輩の紹介、クライアントを増やしていく方法などはありません。

仕事を辞める決断を共に居てくださったコーチに、この状況を伝えると、こんな会話になりました。

「で、史奈ちゃんは、どうしたいの?(コーチ)

「…それは、、、コーチという職を生業にしたいです。1人では行き詰まっています。どんな方法があるか、一緒に壁うちして欲しいです。(私)

その問いには応えられないわ。本当は何が必要だと思ってる?(コーチ)

「・・・。(わからないから聞いてるのに><)」

強い想いがあるのに、熱量もあるのに、スキルもこんなに頑張って磨いたのに、仕事にしていく方法がわからない(T 0 T)この時の私は、クライアントがクチコミしてくださって、ご紹介は広がりつつあったけれど、会社員の年収には到底追いつかない。前年分の税金がどっさりくるし、、、。どんどん追い詰まっていきました。

やっぱり、転職をしなおすか。まずはライスワークを確保してから、コーチ業を育てるしかないかな…。(私の心の声)

え。じゃあ、会社辞める必要なかったんじゃ。。。そんなの嫌だ!!!そんなへんちくりんな後悔したくない!!!!(私の心の声)

その時、思いました。
コーチって、こういう局面においては、物理的には一緒にいてくれるけど、まるで一緒にいないみたいだ!!!

ちなみに、コーチングを知らない方のために解説しますね^^
コーチはコンサルと違って、基本的にアドバイスはしないのです。↑にも書いた通り、クライアントはもともと自分で乗り越える力をもっている完全な存在として捉えることが前提になっています。だから、このような体験をした私でも、プロコーチとしては、同じ回答をすると思います。でも、気持ちがわかりすぎる…


専業コーチを徹底的に調べ、原理原則をリサーチ!

自分の決断がまさか失敗だったなんて、何がなんでも思いたくなくて、スイッチが入りました。ウェブサイトをあらゆるキーワードで検索して、ピンときたホームページを、徹底的に分析しました。売れていそうなコーチには、体験コーチングを片っ端から申し込み、実際にクライアント体験をし、全く知らない人がどのようにこのサイトに出会い、興味を持ち、申し込みたくなるのか?を調べ上げました。すると、徐々に、専業コーチだけでなく、あらゆる業種のフリーランスの方が、好きで生業を創りだしていました。だんだん原理原則が見えてきたのです。

私は長い間、大企業(というある意味守られた環境)で生きてきたけれど、この時はじめて、フリーランスの方々が ”ただならぬ努力と自分軸の確立”していることを知りました。そして、”好きを仕事にするためのスキル”が徹底されていることに感激もしました。

もちろん、探している中には、売上を煽るような痛々しさを感じる方もいました。でも、私の目に止まった人たちは、想いがこれでもか!と込められたホームページを創っていたり、ダイレクトレスポンスマーケティングの手法を駆使して、自分が出会いたいお客様にしっかり出会い、共鳴を生み、欲しいものを確かに提供し、お互いの幸せを循環する仕組みを創り出していました。

そうだ、私はマーケターだった!!!!(笑)

気がついたらリサーチに没頭していました。好きなことを仕事にしている人の ”ウェブマーケティングの仕組み” がわかってきたぞ。と思った瞬間にハッとしました。そうだった、私はマーケターだったんだ(笑)。すっかり忘れていた。13年もやっていたんだった。。。

そうこうしていると、私のコーチングを受けてくださっているクライアントからもちらほら、こんな声が聞こえ始めていました。

「私が本当にやりたいこと、わかりました。できることなら、このことを仕事にしていきたいです。。。(クライアント)」

「きたきたきたーーーー><そうだよね、そうなるよね。(私の心の声)」

そんな一連の出来事があり、自分自身の仕組み創り(ブランディング&マーケティング)もままならないうちに、お客様に対応すべく突貫工事(の割にはちゃんとしてますよ笑)で創ったのが、このセルフブランディング講座です。コーチとしてはではなく、コンサルティングとして1つ、仕事を立たせることにしました。

そして、ここまで書いて改めて思っていることは…

ワクワクする純粋なエネルギーを礎に、大人の知能と計画力で仕事を創る

このどちらが欠けても、成り立たないんだと思います。コーチングだけだと、ついクライアントの本気度を頼りに背中を押す。それはコーチとしてはあるべき姿だと思います。だけれど、そのあとに必要なのは、大人の知能と計画力だと思うのです。この2つがセットになって初めて、好きを仕事にするということが実現します。

そもそも、多くの人がこの”仕事に育てる”ための手法を知らないから、「そんなの難しいに決まってる。世の中そんなに甘くない、ムーリだ!」というのです。
(いうて、私も調べるまでわからなかった。マスマーケティングとはいろいろ違いました)

たしかに、そんなに簡単なことではありません。しっかりと準備期間も要するようなことです。だけれど、正しい順番できちんと準備を積み上げれば。何よりあなたの願いが行動のベースにあり続ければ、誰でもできることだと思うのです。
というか、実際にそれで食べている人は、世の中にたくさんいます。

わたしは、何も仕事を辞めてフルタイムで好きなことをやろう!と言っているわけではありません。むしろリスクだと思っています。はじめは、うまくいくかわからないのだから、今の会社で安定を保持しながらでもいいじゃないですか。

けれど、自分が心から好きだな、、、ということに気づいたならば、どうか、そこへのチャレンジをしてみてほしいのです。

そのことで自分を満たしながら、社会にも還元していけるかもしれないじゃないですか。チャンスも知恵も、ネットが普及したことでそこら中に転がっています。どうせ無理だ!なんて、どこかの誰かが作った固定概念にのまれないで。

あなたが、本気でやりたいことがあるならば、好きだ!と言えることがあるならば、それがどんなに小さな光でも構いません。なかったことにしないで(涙)もう泣いてしまう。。。

コーチングを通じて見えた”願い”があって、あなたのコーチが、それを育てる術を知らないなら、私が伝えるから。その想いもって講座にきてください。

もしくは、あなたがコーチで、好きを仕事にする術を伝えたいという方も、どうぞ体験しに来てください。そもそも、私1人では、届けられる人数に限りがあります。ぜひ、コーチのみなさんに伝授させていただき、このことが必要な方へ、1人でも多く届けたいです。

かくいう私も、まだ立ち上げたばかりです。正直いって手探りで研究しています。
さらには、王道のウェブマーケティングの仕組みを画一的に当てはめるのではなく、1人1人の想い(誰に、どんな風に、何を、どのくらい伝えたいのか)にあったカスタマイズを、お客様と一緒に考え、悩み、実験しながら、創り上げようとしているところです。

なので、完成品や答えだけをもらいに来たい人ならば、思った通りのものが得られないかもしれません。

でも、仲間と私と一緒に、自分の好きなことを、世の中に願っていることを、仕事に育てるんだ!!という気概がある方は、もっている知識や経験、全部出します。

なので、一緒に、笑って、泣いて、つくっていきましょう。

おおーーー!!!なんて熱いんだ自分、、、。5000字も書いてしまった。
読むの大変で、本当にすみません。。。

でも好きを仕事にするって、こういうことになります。
誰にも頼まれていないのに、手が止まりません(笑)。

いま、必要なあなたに届けー!!!!!


きょうも、最後までお読みいただきありがとうございました^^


好きな仕事は自分でつくれる!
ブランディングコーチ おおぞのふみな



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