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本を読んで「引っかかった言葉」こそ、記録しないともったいない、もったいない!

ここ数年、読書記録をつけるための「読書ノート」界隈が賑わってきておるなぁ〜!(気のせい?)


ここにいるみなさんは読書したあと、記録をつけていますか?

読んだ日付とタイトルだけメモしておく派。
あらすじや感想までガッツリ書く派。

まあ、いろんな流派がいると思うんだけど……わたしはひとつ、気をつけていることがある。

それは、「引っかかった言葉」を残すこと。

「心に残った言葉」だけではもったいない

読書記録で「心に残った言葉」を書く人は多いはず。
市販の読書ノートにも「心に残った言葉」を書く欄はよく見かける。


でも「引っかかった言葉」はメモしてる?
たとえば「違和感がある言葉」「モヤッとした言葉」「イラッとした言葉」など。

なぜわたしが「引っかかった言葉」を記録しておくかというと、「自分を見つめ直す」ヒントになることが多いから。

「引っかかった言葉」を深堀りしてみると、自分でも気づいていなかった思いや信念、価値観に気づくことができる。

「引っかかった言葉」が自分を見つめるヒントになる

「引っかかった言葉」をさらに深掘りしていくとき、自分に問いかけてほしいことはまず

「なんで引っかかるんだろう?」。


「なんで引っかかるんだろう?」「どうして違和感を感じるんだろう?」と問いかけてみると、

「違和感を感じる=自分は作者とは違う信念をもっているのかも?」
「もしかして、図星すぎてイラッとしちゃったのかも?」

といろんな理由が出てくると思う。


そこから、さらに、

「じゃあわたしは(その言葉に対して)どんな意見を持っている?」
「わたしだったら、こんなふうに言うのになあ」

と自分の意見や思いを深掘りしてみる。


「引っかかった言葉」の裏側には、自分の信念や価値観が隠れているはず。
他者の言葉を通じて、自分を見つめ直す。

読書=学習だと思っている人もいるけど、読書には「自分を知るヒント」がごろごろ転がっている。それを逃しちゃ、もったいない、もったいない!

「引っかかった言葉」の記録が、新しい読書体験を作るかも?

「引っかかった言葉」を深掘りしていく。
そうやって自分に深く深く潜っていく、それも読書の楽しみのひとつである。

読書記録をつけるときは「心に残った言葉」だけじゃなくて、「引っかかった言葉」もぜひセットで。

新しい読書の扉が開く、かもしれないよ…!


P.S.「自分を見つめ直す読書」を体系化して、もっとお伝えできるといいなあ……。とふと思ってみたり。

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