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年相応が見てみたいんだ!!

こんにちは。
アラフォーのむすびです。
今日のテーマは

年相応が見たいんだ!

よくあるよね。40歳に見えない!美魔女!
20代に見える!!などなど。
芸能人を賛美するワードのひとつでもある。

私の肌感覚でいうと、女性は30代から年齢不詳になり、60代から性別不詳になる。笑
30代前半はまだ誤魔化しが効くけど、後半にもなると大体肌の感じでその人が何歳くらいか透けて見えてしまう。
そんな時に、同年代の女優やらタレントがその歳に見えない!などとネットニュースになるとなんだか胸の中がモヤモヤとしてしまう。
これは完全に私個人の体験や思ってきたことなんだけど、
30後半になると世の中が色々見えてきて、今までは若い・可愛いで済んだことが通用しなくなる年頃なんだよね。
そう思った時に、年相応の振る舞いとか、考え方など、人間としての成長を感じたいと思っていて、若く見える、とか言う褒め言葉に私自身は焦りを感じてしまう。
ありがたい褒め言葉には違いないんだけど、子供っぽく見えるのかな、とか思ってしまう。
私は今の年齢をネット以外では胸張って言えないんだけど、いつか言えるようになりたいと思っている。
それくらい充実した人生を送りたいって夢があって、まだ暗中模索中。
そこで、夢を持つために誰かを追いかけてみたいとか思うけど、先述した年相応に見えない女優じゃ嫌なんだ。
年相応の熟成した女優がいいんだ。
皆さんの年相応を見せてよ。それが生きることのかっこよさな気がする。

私の憧れの女性像って昔から聡明な女性なんだけど、なかなかそういう人って見つからない。
この人素敵だな、という女性も周りにはいない。
目指せる偶像がないのはかなり厳しい。
聡明な女性って我ながらどんな女性かよくわかってないけど、自分の人生に誇りを持って生きていて、常に前を見て凛としてる女性だ。
かたや現実の私は自分の人生に誇りなんて持ててないし、どちらかというと情けない人生でコンプレックスの塊オブ塊である。
おまけに癌や双極性障害など、決して大きな声じゃ言えない個性も持ち合わせている。

でも、そういうのってやっぱり考え方次第なのかな。
私がもしプロデューサーで私みたいのをプロデュースするとしたら癌と双極性障害を良い方に利用しちゃうかも。
こんな病気でも頑張って生きてます!ってね。
私の個性は子供の頃から生きづらさをずっと抱えてきて人の生き死になどもそこら辺の人よりかは考えている人生のように思う。
だからこそ言える言葉があるんじゃないか、かけられる言葉があるんじゃないのか。
そう思える私のプロデューサーが心の中の片隅にいて、語りかけてくる。
病気なんて、本当は誰もしたくない。
私の抱える病気も両方とも経験なんかしたくなかった、まともに、普通に生きたかった。幸せになりたかった。
自分の両手からこぼれてしまった幸せを、もうすくえないんだけど、でもまた新たにすくえばいいだけのことかもしれない。

いつか自分の境遇に感謝できるように、一生懸命生きて聡明な女性にならなきゃね。
幸い、私には好奇心だけはあるから。

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