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瑠璃も玻璃も照らせば光る

こんにちは。

本を買っては積み、買っては積みを
繰り返している ろうげつ です。

読んでいない本があるのに
ついつい買ってしまう、積ん読が増えていく病に
皆さんもかかっていることかと思います。
面白そう!と手に取った本でも読むのは
今じゃないなと棚のなかに落ち着くのです。

それとは反対に今読みたい!と一気に
読んでしまう本もあります。

それで今回は私が久しぶりに一気読みを
してしまった本をご紹介します。

『月の満ち欠け』
佐藤正午著 岩波書店

この本は表紙に書かれている通り、
何度でも生まれ変わる"るり"という女性と
その周りの3人の男性の物語です。

正直、書店で見たときに地味な表紙で
普段なら買わないような本なのですが、
帯に「直木賞受賞作品!!」
書かれているのを目にし買ってしまいました。

完全にミーハーですね…
(今思えば「新聞に掲載」とPOPもあり、
書店の策略にはまった気もします…)

ミーハーで買ったこの本、
表紙の文から今流行りのただ転生する話かな
と思うかもしれませんが違います。

確かに話の内容はファンタジーチックです。
だけどファンタジーっぽくないのです。

ファンタジーだけどファンタジーじゃない。

どこか現実にあるような、
身近にあるような事に感じるのです。

そこにまたミステリー要素が加わって
"るり"が転生する理由、3人の男性との関係
が少しずつ明かされていくのです。


ぜひこの理由は
ご自身の目で確かめてみてください。

2年 ろうげつ

hontoのリンクhttps://honto.jp/netstore/pd-book_29861712.html

(積ん読するのは悪いことではないですが、
ほどほどにした方が良いですね…)

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