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断片的な、あまりに断片的な。

思いついた話を、思いついた順に短く書く。

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あのときの給湯器。

渋谷の雑居ビルにオフィスを借りようとしていた、5年前の話。不動産屋さんと一緒に入居先の部屋を内見して、その後トイレに案内された。トイレの洗面台には、炎が見えるタイプの給湯器が備え付けられていた。不動産屋のおじさんは「この給湯器ね、お湯が熱いって評判なんですよ。へへへ」とよくわからない自慢をしていた。あれはなんの自慢だったのだろう。

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リモートワークの誘い。

ぼくの会社には、いちおうホームページがあり、いちおうお問い合わせ用のフォームがついている。お仕事のご相談はこちらから、的なやつだ。そこから実際のお仕事依頼をしてくださる方も多いのだけれど、それ以上に多いのが営業メールだ。採用関連の営業だったり、ナントカ支援ツールみたいなやつの営業だったり、レンタル観葉植物からオリジナルTシャツの作成まで、ほんとうにいろんな営業メールが届く。そのなかで最近、とみに増えてきたのが「リモートワーク」関連の営業メールだ。リモートワークを実現するために弊社のこういうシステムを導入しませんか、的な営業である。この状況もひとつのビジネスチャンスなんだなあ、とゴミ箱マークの削除ボタンを押している。

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タクシー運転手さんとの話。

昨夜。帰りが遅くなって、ひさしぶりにタクシーを利用した。行き先を告げると、去年に一度、ぼくを乗せたことがあると運転手さんは言う。「あのときはわたし、○○タクシーで働いていたんですけどね」。そして昨年秋くらいに定年退職したものの、ほどなく別のタクシー会社から声がかかり、いまはあたらしい会社で働いているのだという。東京オリンピック・パラリンピックに向けて、各社とも増員を図り、とくにベテラン乗務員が奪い合いになっているのだそうだ。「そこにほら、この騒動ですよ」。運転手さんは他人ごとのように笑った。「もう先月から3割くらい、水揚げ(売上げ)が落ち込んでますからね。それでオリンピックも中止でしょ、このままじゃ。タクシー会社、これから大変ですよ。ま、わたしは年金があるからいいけど」。ぼくは「タクシーの運転手さんが語る景気動向」について、話半分に聞くというか、「実際よりもちょっとだけ不景気に語る」のがタクシー運転手さんだと思っているのだけど、きのうの勝ち逃げ感あふれる運転手さんの話は、なんだか真実味があった。

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いまつくっている本。

いまつくっている本、これがもう、おもしろくておもしろくてたまらない。間違いなくぼくの代表作になると思う。一方でまた、もしもパソコンその他がぜんぶクラッシュしてすべてのデータが消えてしまったとしたら、自分はどうなってしまうんだろう、と考えることもある。いちおういま、ぼくは
① パソコン
② 外部ディスク(TimeMachine)
③ iCloud
④ DropBox
の4つにそれぞれバックアップを取りながら書いているのだけど、これがぜんぶ消えちゃうことってありえるんだろうか。電子データを信じすぎず、たとえば毎日コピー用紙にプリントアウトするなどして物理的に残していったほうがいいのだろうか。

まあ、そんな心配をしてしまうくらい、最近原稿がノッているのです。