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ひさしぶりの生徒になって思うこと。

このところ、週に何度か午前中、いぬの訓練士さんにきてもらっている。

やんちゃ、と目を細めるにはいささか乱暴のすぎる愛息に、ひとと生きるうえでのマナーやら心構えやらを教えていくためのトレーニングである。

やってきた訓練士さんが実際にやることといえば、いぬ本人になにかを教えるというよりむしろ、飼い主のほうに愛息の訓練法を教える、いわば「しつけ方のしつけ」だ。

生徒になってなにかを学ぶことは、意外とたのしい。

聞けば答えてくれるひとがいること、しかも怒ることなく答えてくれるひとがいることは、ほんとにありがたい。


でもそれは、こっち側に「学びたい切実な理由」があるからなんだろうな。ぼくが中学や高校の授業に退屈していたのは、「学びたい切実な理由」がどこにも見つけられなかったからなんだろうな。

取材もきっと、「学びたい切実な理由」をもって臨めば、こんなにおもしろい場所はないと思うんですよ。

郷に入ってはひろみに従え。
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ライター。バトンズ代表。著書・共著「嫌われる勇気」「古賀史健がまとめた糸井重里のこと。」「20歳の自分に受けさせたい文章講義」など。週日更新しています。http://www.batons.jp
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