わたしをもっと罵って。
きのう、ひさしぶりにマッサージ屋さんに行った。
左右の後頭部、具体的にはそれぞれ耳のうしろあたり。ここが定期的にズンッと痛む症状が、長く続いていた。そろそろ人間ドックに行こうと思ってたし、オプションで脳ドックとかも付けたほうがいいのかなあ、とグーグル検索していたところ、自分にドンピシャ当てはまる症状が「後頭神経痛」と呼ばれていることを知った。読むと、さほど心配するほどでもないストレス性の症状で、じゅうぶんな休息が必要なのだと解説されている。じゃあとりあえず、と腕のいいマッサージ屋さんに行った。
思えばマッサージ屋さんは、不思議な空間だ。
小鳥のさえずりや小川のせせらぎなど、耳にやさしいBGMが流れるなか、毎回けっこうなことばで罵られる。「これはひどい」「ボロボロですね」「歪んでますよ」「ぜんぜん動かない」「こんなに固まって」。不思議なのは、これらの罵りがちょっとうれしいことである。つまり、逆に「肩は意外と柔らかいですね」「首もぜんぜん凝ってないです」などの肯定的ことばがつづくと、どこか残念な気持ちになるのだ。
きのうのマッサージ屋さんでは、ありったけのことばで、「よくこれで生きてますね」レベルのことばで、罵ってもらえた。疲れていたんだろうなあ。
最近は眠りが浅くて、6時間とか眠っても、ぜんぜん疲れが取れない。自分の適正睡眠時間、あてずっぽうに6時間と設定していたのだけど、もしかしたら身体は8時間や9時間の眠りを求めているのかもしれない。
ともあれ夏本番。今週もたくさん食べて、元気にがんばりましょう。