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2021年6月の記事一覧
ワーケーションの終了。
ワーケーションが終了した。
それっぽく流行りのカタカナを使って説明してみたものの、実際にはただ、ドッグラン付きの貸別荘で3日間自炊生活をしていただけの話である。観光らしきものをしていないのはもちろんのこと、外食さえもしていない(あ、昨晩だけはサイゼリヤを食べた)。気分転換で仕事がはかどったなんてこともなく、むしろ仕事は停滞しまくっている。
それではなぜ貸別荘などに行ったのか。言うまでもなくこれ
學校と学校、聴講と受講。
「ほぼ日の學校」が開校した。
さっそく尾畠春夫さん、谷川俊太郎さん、林真理子さん、みうらじゅんさんなどの授業を覗いてみる。スマートフォンで、覗いてみる。書きながらあらためて思うのは、この「ほぼ日の學校」というアプリと、「覗いてみる」ということばの相性のよさだ。
むかし、まだ中学生や高校生だったころ、「聴講生」ということばにワクワクしたおぼえがある。なんでも聴講生とは、正規の学生ではないけれど大
飲んだら書くな、書くなら飲むな。
年に何度か、破りたくなる禁忌がある。
お酒だ。酒を飲むことだ。いや、別に禁酒しているわけでもないから、そこは普段から自由に飲んでいるのだけど、仕事中の、平日の昼間っから酒を、飲んでみたくなるのである。「くぅー、いまここで飲んだら、気持ちいいだろうなあ」と。
飲めばいいじゃん、と言う人は多いだろう。会社勤めでもないんだし。フランス人なんて、水の代わりにワインを飲んでんだよ。ビジネスランチにワイン
30年越しのこんにちは。
予約していたディスクが届いた。
1990年に公開された、桑田佳祐さん最初で最後の監督作『稲村ジェーン』。公式サイトによると、当時350万人の観客を動員したのだという。たしかにあのころ、テレビでは散々宣伝していたし、プロモーションのために桑田さんも多くの番組に出演していた。ぼくのまわりでも、たくさんの友人知人が映画館に足を運んだ。
(ああ、もう英語フォントが完全に「あのころの桑田さん」だ)
い
リンゴじゃなくってアップルで。
香港の民主派日刊紙「アップル・デイリー」が廃刊になった。
Netflixでドキュメンタリー『ジョシュア:大国に抗った少年』を観て以来、香港情勢は特別の関心を持って見守っているのだけれど、今回の廃刊について、その政治的な位置づけなどをここで付け焼き刃に語ろうとは思わない。ただぼくが気になるのは「アップル・デイリー」を、「リンゴ日報」と訳して紹介するメディアが多いことだ。
中央政府からの弾圧が強ま
一丁前になる、ということ。
きのう無事に、もろもろが片づいた。
バトンズの学校、その受講者全員ぶんの入学手続きが完了したのだ。募集にあたっては定員30名とアナウンスしていたのだけど、どうやっても絞り込むことができず、結果32名の方々に合格の通知を送らせていただいた。もちろん、この32名の全員が「5年後、10年後のトップライター」になる保証などどこにもない。けれども、この「場」からなにかおおきなものが動き出すことについては、
だからどうしたを乗り越えて。
正直に言おう。きょうのnoteはもう、4回書きなおしている。
最初は、最近読んでいる本の話を書こうとした。あきれるほどにおもしろい新刊なのに(まだ読み途中)、SNS上であまり評判が聞こえてこず、読み終えたらここに書評を書いてみようかな、みたいなことを書こうとした。そこから、そういえばnoteで書評とか映画評とかを書いたことないな、どれはどうしてなんだろうな、と考えを進めていけばいいと思った。
疲れたときの「気休め」に。
リフレクソロジーこと、足裏マッサージが好きだ。
たとえば肩や腰を揉むマッサージの場合、かなりの高確率で「揉み返し」がくる。とくにぼくの場合、身体の疲れが限界に達した段階で「いますぐどうにかしたい!」とマッサージ店を訪ねることがほとんどなので、人気店やその店長さんの予約をとることはむずかしく、テキトーなお店の、指名ではない誰かさんにマッサージを受ける機会が多い。結果、相性もなにもあったものではなく
付箋のことばと、看板のことば。
目が回るほど、とは言わない。実際には回っていないもの。
けれども今月、ずっと忙しい。かなり忙しい。理由はもうはっきりしていて学校である。バトンズの学校、その準備に追われてただ毎日、ドタバタしている。この学校の裏コンセプトとしてぼくは「一冊の本を書くのと同じくらいの労力を捧げる」を掲げているのだけど、どうやら普通の本を三冊書くくらいの大変さとおもしろさがありそうだ。
で、こういう忙しいときにかぎ
永遠の人生の先輩たちに。
甲子園のお兄ちゃんたちが、いつの間にか年下になっていた。
おそらくは20歳を過ぎたくらいのころ、多くの人が愕然とする事実である。とくにぼくの場合、早稲田実業の荒木大輔、池田高校の水野雄仁、さらにはPL学園の桑田・清原など、高校球児がアイドル的な人気を誇っていた時代に小学生だったこともあり、ふるさとを代表して甲子園で活躍するお兄ちゃんたちの真剣な顔は、そのへんの大人以上に「おとな」に見えていた。そ
見慣れぬ車を見かけて。
「おー、いいじゃん」
犬の散歩をしていたとき、公園の駐車場から出て行くだれかの車に、思わずそう言った。お尻のところを確認するとやはりFIATで、「500L」とある。あれー? 500Xがあるのは知ってたけど、500Lなんてやつの存在は知らなかったぞ。帰宅後、ネットで検索してみるとそれは日本未発売の車だった。
(上のサイトに載ってる写真に比べ、実物はずっといいです)
FIAT500には10年近く
バトンズの学校、選考結果の発表について。
きょうは、「バトンズの学校」の選考結果発表の日でした。
告知期間の短さ、課題作文のハードル、そして受講料。もしかしたら応募は少ないかもしれないと思っていたのですが、こちらの予想をはるかに上回る方々からご応募いただきました。もうすでに、その選考結果がみなさんのもとに届いているはずだと思います(もし届いていない方がいましたら、学校の公式Twitter宛てにご一報ください)。
合格者のみなさまへそし
心地のよい、くたくた。
くたくた、ということばがある。
現在のぼくのように、疲れきっているさまをあらわすことばであり、同時に煮物などがよく煮えているさまをあらわすことばでもある。その連想もあってだろうか、頭脳労働に疲れきったとき「あたまが煮え煮えになっている」みたいな日本語が用いられることも、たまにある。
そういえばいつのころからか、マンガチックに受験生を描くとき、その額に「熱さまシート」的な解熱湿布剤を貼った姿が散