古賀史健

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きのう書こうとしたこと。ずっと書こうと思っていたこと。

■ ZZ TOP のダスティ・ヒルが亡くなったそうだ、ほんとうは昨日、この話を書こうと思ったのだった。テキサスが生んだ「リアル・ブルース・ブラザーズ」とも言うべきロックバンド、ZZ TOPのダスティ・ヒルが亡くなった。ZZ TOP というと日本では80年代の「イリミネーター」や「アフターバーナー」など、シンセサイザーを導入したメタリックな時期のイメージが強いけれど、70年代や90年代以降の彼らは、

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継続するっていうのはさ。

このところ、毎日せっせと添削に励んでいる。

「バトンズの学校」で受講生の方々から提出してもらった課題を、ひたすら添削している。けっこう長めの総評も、別に書いている。戻すのが当初の予定からおおきく遅れてしまっているけれど、ここで手を抜くよりは、遅れたほうがいいだろう。サボる姿だけは、ぜったいに見せることができない。そんな判断から今日も、せっせと添削に励んでいる。

で、こういう作業に励んでいると、

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話すのではなく、話をする。

誰かに会って、話をする。

話す(しゃべる)のではない。ぼくにとって話す(しゃべる)ことは、そんなにおもしろい営みではない。おもしろいのは話を「する」ことだ。「話すこと」と「話をする」ことは、ぼくのなかで「トーク」と「プレイ」くらいに違う行為だ。

話を「する」にはかならず、対等な立場としての相手がいる。相手がいれば話は、思わぬ方向に転がっていく。転がる話をプレイする。ことばのラリーというのともち

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これが最後のメールアドレス。

きょうは税理士さんとの打ち合わせだった。

早いもので株式会社バトンズも、第7期の決算を迎えようとしている。ウハウハのガンガンに儲けを出しているような状況ではないものの、会社を会社としてそれなりに維持できていること、よかったなあと安心し、関係してくれているさまざまの人に感謝しているところだ。

以下、ちいさな人間だと笑ってほしい。

会社を設立した当時、ぼくが「ああ、会社をつくったんだなあ」をいち

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オリンピックのはじまりに。

オリンピックがはじまった。

前にも書いたことをくり返すと、今回のオリンピック・パラリンピックについてぼくは「もしも開催された場合には、選手たちへの拍手と応援を惜しまない」と決めて、開会式当日までを過ごしてきた。「開催する」のは選手ではなく、「競技に臨む」のは背広組の面々ではない。そこは分けて考えようと、思ってきた。

そして実際に競技がはじまって、選手たちのインタビューを聴いていると、多くの選手

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もの書きたちの玉手箱。

ミュージシャンとの比較で考える。

ライブ活動をいっさいしない、というミュージシャンもいるけれど、基本的にミュージシャンは「ライブありき」の人たちだ。「ライブありき」とは、お客さんの前に立つということであり、自分の姿をさらすということだ。おかげでファンからすると、ミュージシャンの年齢的変化を——実際の年齢までは意識せずとも——なんとなく共有することができる。「ああ、少しお腹が出てきたなあ」とか「白

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違った場所で、違ったことを。

いまさらながら、の話をしよう。

いまさらながらぼくは、ノマドっていいじゃん、と思っている。喫茶店での仕事、はかどるじゃん、と思っている。気づくのが遅すぎたとは、まったく思わない。遅いも早いも関係なく、気づけたことが大事なのだ。明日も朝から喫茶店に行こう。モバイルバッテリーとノイズキャンセリングヘッドホンを持って、もちろんパソコンと iPad も持って、喫茶店に出かけよう。

断っておくがぼくだっ

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大変な一週間のはじまり。

今週はちょっと、大変だぞ。

いや、実況中継みたいなnoteを書くのは可能なかぎり避けたいんだけど、それにしても大変だ。

■ 都心の渋滞まず、自宅から会社(青山一丁目)までの渋滞具合がすごかった。先週までとはまったく違う本気モード。「ああ、ほんとにはじまるんだなあ。いや、警備まわりはもう、はじまっているんだなあ」と実感させられる大渋滞だった。新国立競技場に近づくにつれ、カーナビの表示も見たことの

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むずかしいことはわからないけど、この人は本物だ。

「お客さん、○○○○さんって知ってますか?」

数年前、空港まで向かうタクシーのなかで、突然運転手さんから話を振られた。「ああ、あのコーヒーの……」。戸惑いつつもぼくは答えた。○○○○さんとは元銀行マンで、とあるコーヒーチェーンを起業し、のちに国会議員となった人だった。

「ああー、さすがだなあ」

運転手さんは唸った。「いやね、わたし、最近まで○○○○さんのこと全然知らなかったんですけどね、たま

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キング・オブ・フルーツの思い出話。

今年の春ごろ、台湾パイナップルが話題になった。

政治的なあれこれで、いま台湾と当地のパイナップル農家が困っているらしい。台湾の人たちには10年前の震災時、あたまが下がるくらい全力で支援してもらった恩がある。あのときの恩を、いま返そう。そんな感じで多くの人が台湾パイナップルを購入した。ご多分に漏れずわが家でも購入し、何度も何度もリピートした。いまでもスーパーの果物売り場に行くと、台湾パイナップルを

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