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卒業式の日に父からもらったメール

ボクは高校時代を父と過ごした記憶がほとんどない。
父は単身赴任、兄は家を出て、母と2人暮らし。これがボクの高校時代だった。
父と会うのは年末年始と夏休みだけ。
別に仲が悪かったわけでもとりわけ寂しいと感じることもなかった。
まあ、なんだろう。いい距離感だったのだと思う。

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そんな父から高校の卒業式の日にメールが送られてきた
こんな内容だった。

フミカへ
卒業おめでとう。
あなたは、18歳になり社会的には大人。立派に高等教育を終えました。
今まではたくさんのことを親が助けてきました。
しかし、これからは一人の大人として自覚を持って行動してください。
何かに悩んだ時、迷った時、まず自分で考えてみてください。
わからないことがあったら、もちろんぜひ相談しに来てください。
でも、答えを求めにこないように。自分の意見を持ってきてください。
何はともあれ卒業おめでとう。

普段あまり多くを語らない父からのメールが嬉しかったことを今でも覚えている。
この卒業シーズンに卒業するあなたにぜひしてほしいことがある。
それは、あなたの学校生活を様々な面で助けてくれた両親やお世話になった人に感謝を伝えること
感謝を伝える大チャンスが今なんだよね。
卒業シーズンていうのは、感謝を伝えるのに、うってつけの機会なんだ。
たくさんのお金や労力をかけてくれた人にあなたが感謝を伝えることは1円もかからないことだからね。
卒業シーズンを言い訳に3人には感謝を伝えて見よう。
もちろん、真心から愛を込めて。

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