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2020年11月の記事一覧
結局、ひとなんだと思う
話したいなと思うひとがいる。人種性別年齢趣味思想そういうの、まったく取り払って。
なんだろう。あたまで「このひとと話そうかどうしようか、なに話そうか」なんて考えるんじゃなくて、もっと根源的なところからくるもの。
たぶん、そういうひとって表面的なレイヤーでは、とくに共通するもの共有するものもないんだと思う。趣味が同じとか(そもそも僕の場合趣味がよくわかってない)、共通の知り合いがいるとか、仕事の
真ん中のドア/ STAY WITH ME
知らないうちに部屋にドアが出来てた。
部屋なんだしドアぐらいあってもおかしくはない。だけど違和感がある。
部屋の真ん中にドアがあるのだ。
そもそもドアを付けてほしいなんて頼んだ覚えもない。こういうのはどうしたらいいのだろう。軽く途方に暮れる。
ドアのポジションとしておかしくないか。ふつうは部屋の端、つまり、出入りする場所にないとおかしい。
真ん中のドアが何のためにあるのか。考えれば考えるほ
最短を卒業しようと思う
いろんな考え方やスタイルがある。自分はそうしようかなという個人的な話。どれが正解とも思わないし誰かに押し付けるつもりもない。
仕事してると、たまに「最短でお願いできませんか?」の依頼がある。取材や原稿アップだったり、構成や企画案出しだったり。基本的には書籍なので短くても半年~1年ぐらいのタームなのだけど、それより短いやつ。
それぞれにもちろんスケジュールだとか制作工程や関係者の事情があって「結
労働して疲れが溶ける現象
毎年、この時期にリンゴ農家さんの収穫お手伝いに行く。短い雑記。
流通への出荷用とは別に贈答用の「サンふじ」の収穫を手伝うのだ。ちょうど「リンゴの国」信州のトリを務める品種。
わらわらと各地から農園主の親戚が集まり(なぜその中にうちが混じってるのかは謎)、朝から一日がかりでみんなでせっせと収穫し選別し箱詰めまで行う。
のだけど今年はやはり事情が違った。遠方組が来れない。さらに諸々のアクシデント
「求む」やる気のない方
章介は逡巡していた。思ってもなかった求人を発見したからだ。
章介の特徴は「やる気のないこと」である。世間一般ではやる気のなさはあまり評判がよろしくない。
けれども章介は意に介してないのである。こんなに世の中にやる気が溢れているのだ。一人ぐらいやる気のない人間がいてもいいんじゃないか。
むしろ、そういう人間がいたほうがバランスが保てるってものだ。それぐらいに考えている。
以前の職場でも彼は、
note同人誌《東京嫌い》帯コンテスト 11/18(水)19時に結果発表!
note界隈で「帯」と呼ばれる、Twitterでのnoteのシェア(引用RT)に付ける感想や紹介文。『東京嫌い』の各作品に対して帯を付けて紹介してくれたnoterさんの中から、責任編集三人がそれぞれささやかな賞を贈る企画。
ほんとにたくさんの投稿をいただきありがとうございました!
どの帯も、それぞれの「色」や「匂い」「音」、ことばにできない何かを文字通り帯びていて、責任編集の三人で何度も味わい