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2020年10月の記事一覧
僕の書くものは土と菌で出来てるから
どんな仕事も長くちゃんと続けるにはアップデートが必要。きょうはなんとか時間を削り出して「土と菌」を2020年版にアップデートしてきた。藤井風くんを聴きながら移動して。
いったい何を言ってるのか。君の仕事はライターとか編集で、なんで「土」やら「菌」が出てくるのか。ヤギだからパピルスでもつくって食べるんだろうかと散々な言われようだけど、そういうことじゃない。
たしかに僕の仕事は原稿を書いたり、本や
『東京嫌い』オーディエンスからの手紙
またかよ、と思われるかもしれないのだけど。ふだん、自分の仕事を含めて「告知」とか「宣伝」を滅多にしないから余計に。
でも、今回、僕たち三人が責任編集している『東京嫌い』に関しては、そこの意識がいろんな意味でなくて。
告知しなきゃとか宣伝! っていう感じでもなく自然にやってる。なんだろう。ただの宣伝なんて誰も見たくないし興味持たないのはわかってるから、フェスの楽屋裏とかリハーサルとか「こんなんで
東京はいつも秋だから
この人なに言ってるんだろうと思われるけど。
東京という街は存在が秋っぽい。人生の彩りが深まる街。
春に出会い、夏に育まれ、光を受け高揚して紅葉し、やがて道に還る。
誰も拾わない、東京の秋。
なのに、みんな東京の秋は好きだ。
僕も、東京は春でも夏でも冬でもなく秋の街だと思う。
実りと隣り合わせにある終わりの季節を
宿命的に抱え続ける街。
ものすごく個人的な感覚で言ってる。
たぶん、伝わらな
さわるのではなく、ふれること
近辺についての短い雑記。ここのところずっと、想いを編んでいる。愛憎という名の想い。
想いにかたちはあるんだろうか。わからない。noteや紙の本に浮かび上がった「想い」は、それぞれの媒体のかたちを持って表れる。
だけど、その媒体がなければ想いにかたちはないのかというと、ちがうと思う。
媒体は文字通り媒介するもの。想いそのものではない。
どうしたら、この想いがちゃんと表わせられるのだろう。そん