仕事が地獄だとしか思えない_でも働くしかないと考えてしまっている人は一度転職を考えてみるべき

人を、自分を、幸せにするために働きたい

わたしには今のところ、何人か母親のような存在の人がいる。

本物の母は地元の福岡に。アメリカ留学前に通っていた準備学校の友達の両親、東京のお父さんとお母さんと思ってねと言ってくれた。アメリカ留学先Renoでいろいろお世話してくれたRenoの母。毎日のように行く定食屋さんのお母さん。お弁当まで作ってくれる。そして、もう一人。最近知り合った、母より年上で、優しくてちょっとおっちょこちょいで、愛に溢れた人。

彼女とは美容サロンを通して出会った。肌の悩みはもちろん、いろんな話をする。彼女は息子さんより若いわたしのことを、娘のように気にかけて声をかけてくれる。昨日はわたしの仕事の話をたくさんした。新しい派遣先になってどんな状況か、わたしがどう感じているのか。

わたしは自分の企画(英語のレッスン)を最近立ち上げ、普段は派遣の薬剤師として働いている。今月から派遣先が変わった。新しい環境、体調不良から心が弱っていたこともあるが、何よりも薬剤師として働くことに限界を感じていて、それがわたしを苦しめていた。

前の派遣先は残業が多すぎて、もうこれ以上は無理。契約を終了した。派遣先を変えれば、時間がきっちりしていれば、もっと気持ちが落ち着いて自分の企画に時間を使えると思った。変化を起こさなければ耐えられなかったのだ。

それでも新しい派遣先になって2週間たち、毎日憂鬱になり、泣きそうになりながら仕事するのは変わらず、疲弊して自分の企画にまわすエネルギーなど残っていない。体調が回復し、時間とともに慣れれば変わる、そんなものではないことは私の芯が知っていて、それがさらに私を小さな絶望に落とすのだ。

わたしは、私自身が何をそんなに嫌がっているのか、何がそんなに私を疲弊させるのか、よく分からなかった。

わたしは何故か人に恵まれるので、今までの職場でも人間関係に悩んだことは皆無に近い。いつも一緒に働く人たちはいい人達だ。あまり長いスパンで働いたことがないからかもしれないが。わたしは人から見て、馴染むのが異常にに早いらしい。

小さな不満は挙げればキリがない。わたしは結局、どこの職場に行っても不満しか言わない種類の人間なのか。仕事とはそうやって我慢しながらやっていくもんだ、甘いんだよ。そう言われても仕方がないとも思う。でも、仕事ってもっと幸せなもののハズ。そう思う自分もいて。諦めてしまったら、それこそどうやって生きていけばいいのか分からない。

なんとなく話の流れで、母より年上の彼女が、美容サロンに携わっている80過ぎの元気なおばあちゃんのことを話してくれた。

もうね、84歳くらいだと思うのよ。なのに本当にお元気な方でね。若いかわいい子達に、彼氏ができたらばぁばに見せるのよ。自分のお母さんより先にね。ばぁばがちゃんと見てあげる。そしたらお母さんに会わせるのもきっと大丈夫だからね。って言うのよ。もうおかしいでしょ。自分のことばぁばって言うのよ。

それを聞いた時、わたしは泣き出してしまった。そしてこんな言葉を口にしていた。

わたしもそんな風に人と、お客さんと、関わりたい。そんな風に仕事がしたい。

そしてわたしは気がついた。

わたしは頑張りたいんだ、と。もっと人と関わってその人を幸せにするために、自分ができることをもっと自由にやっていきたいんだ、と。

わたしはどこまでもおせっかいで、人が好き、それが私の本質。

わたしは時間をなんとかやり過ごす、とにかく作業をこなす、そんな風にしか働けていなかった。今の職種、働き方ではわたしが描く人との関わり方をするのは難しい。

いつかこの経験も活かせる時がくる、そう信じてわたしは今日も自分の生き方を探すんだ。諦めずに。


   ***

夜は、いつも行く定食屋さんの2周年記念パーティーだった。小さい平凡な定食屋さんだと思う。だけどお花がいくつも送られていて、お店にはお祝いをもって常連さんが集まってきて。何十人もいるわけじゃないけど、お母さんを慕って集まった人たちが、もはやみんな友達になり、楽しそうに飲んで食べている姿。それを幸せそうに見ているお母さん。

ここにもいい働き方している人がいた。わたしもとっても幸せな気持ちをもらった。

仕事って、働くって、本来は与える側も受け取る側も幸せにするものだと思う。わたしはそう信じている。



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あなたのスキが私の幸せ♡ありがとう。
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コメント2件

素敵な文章ですね
うっでぃさん、ありがとうございますっ( *´艸`)とっても励みになります。
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