【ブラック案件にご注意を】初心者ライター各位✉あなたは悪くない

この記事の最終更新：2022/10/4    文字数：2,676字

日々のライター業務お疲れ様です☘"

今回は、ライター業界に潜む【ブラック案件】をご紹介します。

この記事は、私の体験をもとに執筆しているため非常にリアルな内容です。

おそらく、私と同じ経験をしたライターの方は多いのではないでしょうか。

ですので、特にライターとしてお仕事を始めたばかりの方に読んでいただきたい記事です。

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ブラック１．安過ぎる低単価の案件

まったくの未経験だとしても、文字単価0.5円以下の案件には応募しないほうがいいです。
0.5円にする理由としては、ここ数年、文字単価は下がり続けている現状があり、初心者が1円単価の案件を獲得するハードルが高くなったからです。

報酬を時給に換算するとわかるのですが、低単価の依頼ほど時給が低く、記事を仕上げるまでの時間が長ければ、さらに下がります。

つまり、文字単価を上げないと時給は上がらないのです。

クラウドソーシングサイトで「初心者でも応募できます」と記載されている募集を見かけたことはないでしょうか。
そういった募集のなかで、単価が異様に低いものがあります。
(0.1円の募集もざらにあります)

これには、初心者なら安くても請け負ってくれるだろうという思惑があるかもしれません。

どんな仕事にも最低時給があるように、自分で受注する際の最低文字単価を決めておきましょう。

未経験・初心者だとしても卑屈になる必要はありません。

「文字単価0.5円以下の仕事はしない」と決めると仕事に対する意欲も湧いてきます。

少しづつスキルアップして、実力で文字単価を上げていけばいいのです。

ブラック２．返信が遅すぎるクライアント

一番困るのは、フィードバックが遅いクライアントです。
クライアントも忙しいので1日くらいならしかたないかもしれません。
しかし、２日以上放置されると困ります。

私が関わってきたクライアントで、納品のフィードバックまで１週間待たされた経験があります。

そうなると、他の依頼が重なった場合リスケジュールする必要があるので、かなり負担になりました。

そうならないために、応募する前にクライアントに「問い合わせてみる」ことをオススメします。

私の経験から、問い合わせから返答までに２４時間かかるクライアントは避けたほうが無難です。

ブラック３．テストライティング未払い

よくあるのが、テストライティングの報酬が支払われない案件です。

テストライティング報酬の有無を、きちんと記載している募集を探しましょう。

大体のクライアントは、テストライティング報酬について説明しているのですが、報酬の有無を明記していないクライアントは支払われない確率が高いです。

テストライティングの重要性をきちんと理解しているクライアントを選びましょう。

ブラック４．外部メディアへの誘導

メルマガや動画を試聴して感想を書く依頼には気をつけましょう。

最近は、かなり減ったように感じますが無くなったわけではありません。

動画の感想を書く。メルマガを読んで感想を書く。という仕事自体は問題ないのですが、契約前に外部のメディアに誘導され登録させられるケースは完全に規約違反なので運営に報告しましょう。

特徴としては、契約前のやり取りの段階で「お仕事をはじめるには、外部リンクへ移動してください」というものです。
そこから、個人情報などを求められたらブラック案件確定です。

最悪の場合、商品の販促をして新規ユーザーを増やすために利用されているだけなのです。
発見した場合はすぐ運営に報告してブロックしましょう。

ブラック５．クラウドソーシングでの直接取引

クラウドソーシングサイトは手数料が発生します。
(クラウドワークスでは２０％の手数料が報酬から差し引かれる)

運営としては、自社サイトを通して利用者同士が直接取引できるようになると不利益なので、固く禁止しており、違反者に対しては多額の罰金が科せられます。

実際に
直接契約は一切を禁止しております。
直接契約が行われるとサイトの運営が困難になりますので、契約はクラウドワークス上で行うようお願いいたします。
（引用：【共通】直接取引（契約）の禁止について【クラウドワークス】）

と、記載されています。

にも関わらず、高い手数料の負担を避けたいフリーランスの心理をついて「直接契約なら手数料はかかりません」とクラウドワークスを介さない契約を持ちかけるクライアントが実在します。

規約違反と知ったうえで、直接取引を持ち掛けているわけですから、こういったクライアントとの契約はトラブルになるリスクが高いです。
そもそも、そんなことをするクライアントは信用できませんよね。

もし、そのようなクライアントに出会ったら「直接取引は禁止されているので断る」ことを心がけましょう。

時々、Twitterなどで「やった～！クラウドワークス（ランサーズ）の取引から直接契約になりました～！」と公表している人がいますが

あれは、禁止行為を自慢しているようなものなのです。

自分を責めてはいけない

初心者だから、安い単価の仕事で我慢するしかない。と思っている方がいらっしゃるのですがそれは間違いです。

仕事探しのために求人サイトなどを閲覧する際、待遇や給与・福利厚生などについて納得した会社に応募するはずです。

クラウドソーシングでも同じです。

文字単価が高くても、
自分の成長になるか。
実績になるジャンルなのか。
挑戦する価値があるか。

を優先して応募するほうが効率よく稼げます。

失敗しても良いのです。
というより、失敗して当たり前です。

大切なのは「経験を重ねて成長していこう」というマインドです。

低単価の仕事だけをいくつも受注するより、自分に投資(時間やお金)して、稼げる知識を身につけて、実際の案件でアウトプットしていくほうが確実に稼げます。

私もそうしてスキルアップしました。

どんなことにもいえると思いますが、未経験・初心者の時期は不安や悩みを抱えるものです。
その不安から、うまくいかない理由は全て自分のせいだと思い込み、必要以上に自分を責めてしまうのです。

しかし、自分を責める必要はありません。

なぜなら、できないことができるようになればいいからです。

成功の秘訣は、限界を決めずコツコツと努力を重ねて
やるべきことを手順に従ってやり抜くことです。

失敗を怖れず、今の自分を受け入れて前進しましょう。

(了)

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