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  • ふみこい

    just 30のこじらせ女が恋模様をつづります

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クリスマスの独特の雰囲気に、宗教的側面と文化的側面が混在しているのではと、勝手に妄想をはじめ、拗らせているジャスサンー独女は私です。

    • 待つという選択肢。

      頭でわかっていることを、心で納得する。 この「整理」というものは、日常生活においてよく起こりうることのくせに、とても難しい。 人はなんで期待なんてするんだろう、と、ちょっと冷えた頭で考えてみる。 今日は、30回目の誕生日。 20代のころは、「ディズニーバースデー」とか、 「おしゃれな場所で、素敵なプレゼント」とかをほしがっていたのに、 今、一番ほしいのは『好きな人からの「おめでとう」』 だったりする。 1月下旬。 新年に失敗したデート相手に送ったメッセージは

      • 泣ける準備はしていても、涙がでてこない

        仕事中、ちょっと理不尽なことが起こる。 耐えられないわけではない。耐えられるくらいのこと。 でも、世界に置いて行かれたような気がして、社会に取り残されたような気がして、 急に怖くなって、泣きそうになる感覚に襲われる。 ただ、涙が出てこない。 泣いたほうが楽。デトックスができる。 なのに、いつからか泣くことができなくなってた。 去年の暮、同僚と忘年会の帰り道、酔っ払って事件が起きた。 急に抱きしめられたのだ。 お酒に完全に飲み込まれている彼の行動はむしろ、人を

        • @Fumine29さんのツイート(https://twitter.com/Fumine29/status/824184427211358208?s=09)をチェック

        クリスマスの独特の雰囲気に、宗教的側面と文化的側面が混在しているのではと、勝手に妄想をはじめ、拗らせているジャスサンー独女は私です。

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          6本

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          選択肢

          「王手」と呼ばれる20代最後の夏を間近に、先日東京で、少し長い間滞在することがあった。 徳島に引っ越したからか、急に東京が遠く感じたのもあり、休みをとって友人と会い、「日常」を体験する時間を作った。 朝のラッシュにのってみる、馴染みの店に行ってみる、東京にしかない芸術鑑賞をしてみる。 想像通りに、知らない間に、知らないスピードで街が変わっていっていた。 ただ、今回の旅でダメージを受けたのは「友人たちの環境」が一番変わっているという現実だった。 結婚や、妊娠、友人が母親

          やり直したい1日。

          朝目覚めて、携帯の日付をみる。 あの土曜日から1週間がたったのかと、目に入ってきた情報を無理矢理、オフにした。 もう一度眠ろうか考えてもどうも、難しい。 ずきんとする頭を少しあげて、うつ伏せになった。 少し目を上げると、1週間前に悩んだ「戦闘服」たちが無造作に置かれている状態に気がつく。 また、いらぬ情報を手にして私は急いでふとんをかぶった。 ベッドの暗闇はタイムマシーンのごとく、「あの土曜日」のワクワクした自分をみせてくれた。 彼女にいいたい。「次の土曜日は重いぞ」

          やり直したい1日。

          鈍い痛みを無駄にしない方法

          新年早々、デートでうまくいかず鈍い痛みを抱えています。 理由は、久々のデートにどうすればいいかわからず時間がない中、テンパってしまいしちゃいけないミスを連発したことにあります。 恋の芽ってタイミングがうまくいかないと、 枯れちゃうし、大きくなりすぎて上手く育たなくなっちゃうんだろうね。 あー。振られた感じがしてにぶーい痛みと戦ってます。 恋愛市場においては、 「選ばれる・選ばれない」というのは必ずあるのだけど、それを意識するがあまり、自然体でいられなくて、「よく見せよ

          鈍い痛みを無駄にしない方法

          霜月のしずく

          手を伸ばしても届かない、 そんな相手だってことはわかってた。 もう何年も、何年も。。 彼に恋していたのは高校生のころ。 出会ったのは塾だった。 みんなの人気者だった彼には、憧れの気持ちが強くて、相手にしてもらえなくて、ほのかに抱いた恋心はそっとふうをした。 高校を卒業するころ、一度彼の家に遊びに行かせてもらったことがある。 そのときだ。彼のお母様になげかけられた「どちらの高校?」という会話で私は「彼と結ばれる未来はない」と直感的に感じた。。 他愛もない質問だけれども、そ

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