Daily Log Wed 16 Nov 2023

S&P500(SPY)は昨日に続いてGap up Openし引けにかけて高値圏を維持し$4502.88でclose、前日比の出来高は減少した。53%の株式が上昇、U/D Ratio 1.6。Blockchain, Genomics, Bankingが上昇を主導し、Oilers, Casinos, Softwareが下落を主導した。VIXは低下し、長期債は下落し長期金利は反発した。オイルは引き続き資金流出、ダウ構成銘柄への資金流入が生じた。

主要指数は昨日に続いてGap upでOpen、引けにかけて高値圏を維持してcloseしたが、過去意識された節目が抵抗帯となってRussel2000・QQQE・RSPでは顕著な失速日となった。

前日比の出来高はTotal Volumeとダウを除く全取引所で減少した。 Nasdaq(QQQ) +0.08%、S&P500(SPY) +0.21%、DOW(DJIA) +0.52%、Russel2000(IWM) +0.20%。10/30の上昇の試しから今日で13日目、11/1のフォロースルー日から11日目。

SubMarketレベルでは長期債が下落し長期金利が反発したが目立った資金流出は生じておらず、若い中小型テクノロジー群は今日も健全な動きであった。またバリューセクターへの資金流入が拡大した。一方で中小型グロース全体では午後にかけて失速日となった。

Sector&Groupレベルでは本日も目立った資金流出はなく健全な幅をを維持した。特にダウ構成銘柄を中心とした割安なバリューへの資金流入が拡大した。引き続き先導Groupは主にAI関連のSoftware・Chips・Home Builidngs・Retailである。ビットコインの上昇により関連するGroupへの資金流入が生じた。

個別株では今回の上昇サイクルを先導している銘柄たちは頭を押さえつけられており上値の重さが目立った。ここから再び煮詰まり期間を提供するかPull backに注目したい。

<まとめ>
主要指数は午後に主要な上値抵抗ラインで頭を押さえつけられたが、高値圏を維持して引けた。またDow構成銘柄への資金流入が拡大し、Russel2000は200dmaのUpper cutにトライし売り圧におされて長い上髭をつけたが始値を保ち下位足でみるとパワーバランスはさほど下落圧力は強くなかった。

今トライしている過去意識された節目水準を一発で超える方が不自然であり今のところ健全な動きにみえる。 QQQとSPYは直近のHVCラインに10dmaが追い付くのを待ちたいところではあるが、65足のHVCラインをhold し横展開して抵抗ラインにへばりついており、斜めの指示線と21dmaまで時間的または値幅的な短期調整で浅い押し目をすませ上昇していく優位性がある。

上昇トレンド初期では浅い目でどんどん上昇していく傾向があるため、この主要指数の横展開期間中にpull backと煮詰まりを見せる先導株候補をウォッチし機敏に動く必要がることを想定しておく。 市場の幅、個別株のSetup、52week high lowは本日も改善を見せている。 自分のEdgeに従い整った銘柄は無心で片っ端から買いを執行していくこと。

心理的なスキル不足で行動に葛藤が生じたらトレードは不確実性の塊であり確率に賭けるギャンブルであるという言葉を唱えよう。大丈夫キミは強い、キミはできる。これまでの挑戦と同じように逆境を楽しんで前に進み続ければ何でも叶う。

<監視Group>
Computer Software

<Focus list>
DUOL, PLTR, DKNG, INFA, PINS, MDB, KD, QLYS, PSN

<Active list>
PLTR, DKNG, PINS, QLYS, PSN

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