Market Diary Tue 29 Aug 2023

すべての主要指数が出来高を伴なってプラスでcloseし、Nasdaq及びS&P500でフォロースルーデイ日となった。

Nasdaq(QQQ) +2.2%、S&P500(SPY) +1.4%、DOW(DJIA) +0.8%、Russel2000(IWD) +1.4%。

Composit指数とETFの両方を普段から見ているが、QQQ及びSPYでは8/25(金)に上昇の試しが生じており、その翌々日の今日がIBDでもフォロースルーデーとなった。しかし、Composit指数の方では上昇の試しが確認できておらず今日は出来高増加で50maをUpper cutしたが出来高は平均以下である。週足ではストーリングが生じており、2点山を結んだ抵抗線がすぐ上に控えている。

SubMarketレベルでは全てプラスでcloseした。大型グロースから資金が流入しはじめており、続いて中小型グロースに資金が流れた。バリューも同様であるがグロースの上昇パフォーマンスが上回っている。

LeadershipのSector&Groupレベルでは、すべてプラスでcloseしオイル関連およびディフェンシブが横這いの中でテクノロジーを中心に資金が流入した。今日はローテーションが健全に行われていた。

個別株のLeadership Levelでは、ソフトウェアとCHIPSを中心にBase形成銘柄の数は増加しているが、Edgeがまだ不完全の銘柄やBreak outしてもすぐ上にオーバーヘッドサプライがある銘柄が多く今すぐに買いたいと思える銘柄があまりない。ボラティリティが高く出来高と価格が一致しないBreak outも見られる。NasdaqとS&P500は50maをBreak outしたが、リーダー株のBreak outが本当に機能するようになるのか監視する必要がある。

<まとめ>

BPはBreak outし、Nasdaq及びS&P500は50maをBreak outした形上はフォロースルーデーとなった。しかし個別株レベルではSet up形成銘柄は増加したが移動平均線がHVラインに追いついてないままPivot付近にいたり、Pivotでストリーリング足になっていたり、出来高の縮小が見られないままPivotを試していたり、出来高が足りないままBreak outしたり、出来高と価格が一致しない操作された足が多いなど自分のEdgeでは条件を満たしておらず今すぐ買える銘柄がまだあまりない。

先導株であったSMCIに関しては$298に戻したらショートであると考えている。ウォッチリストの銘柄の中で健全に機能しているbaseからのBreak outをいくつか確認したい。エントリーする場合はまずは3/1のLotで1銘柄だけ購入して機能するか確認してみて、機能するようなら買い増しのタイミングで増し玉またはもう1銘柄追加し、慎重に行動する。とはいえ、主要なオシレーター系指標は一旦の底を示しており、主要指数もフォロースルーデーが出ているため、買える銘柄は購入する。

<Watch List>

AFRM, INOD, ACMR, ZTS, UPWK, HAYW, ALKT, MNDY, KD, COIN, ROKU, TEAM, PAR, FSLY, ALGN, LOGI, SPLK, INFA, RPD, DCBO, APP, APPF, CELH, CDLX, BBIO, DMRC, CVNA, XPEV, ANF, ORCL, GOOG, WOR, IOT, VRT, STRL, CLS, GBDC. NVDA, OLED, ANET, NVO

これらは市場全体が下落圧力にある中で強いRSを保ちSet upを形成している。その大半がSOFTWARE CHIPS Groupである。

<Active list>

CDLX, ANET, ORCL

一応下記の行動が生じたため、エントリーは可能。しかし3/1で入ってBreak outが本当に機能するのか1銘柄からまずは試すこと。

・NasdaqまたはS&P500が出来高を伴なって上昇の試しが生じる
・50dmaを終値で上抜ける
・BPをBreak outする


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