Market Diary Mon 28 Aug 2023

すべての主要指数は前営業日に続いて出来高が減少したがプラスでcloseした。Nasdaq +0.8%、S&P500 +0.6%、DJIA +0.6%、Russel2000 +0.9%。8/24(木)に50maにて平均以上の出来高大陰線で売り込まれた後、出来高を伴なわずにジリ上げしていることから価格操作されており50maで再度売り込まれる可能性が高い。

SubMarketレベルでは全てプラスでcloseしたが全営業日に続き出来高は減少した。大型グロースは全営業日のストッピングボリュームから50maをUpper cutしたが今日の出来高は平均以下であった。50maを上下しており売り手と買い手の思惑が交錯している。

LeadershipのSector&Groupレベルでは、すべてプラスでcloseしたがテクノロジーを中心に依然として50maと65emaの間で攻防している。オイルガス及び貴金属関連のGroupへの資金流入が継続しており、Stage2Bで上に節目を規定しはじめている。

個別株のLeadership Levelでは、ソフトウェアとCHIPSを中心にset up形成中の銘柄は先週末よりも増加したが、ボラティリティが高く出来高と価格が一致しないBreak outも見られる。騙しのBreak outが多く未だ取引できる環境ではない。しかし、Setupの形成が順調に進めば面白い銘柄はあるためウォッチリストを作成して監視していくことが重要である。


まとめ

Nasdaq及びS&P500は先週金曜日に続いて出来高が減少したが50maを再度試しにいっている、これは価格操作されていて良く無い兆候である。先週足は50maでストーリングがみられており、ここからさらなる下落が予想される。個別株レベルでみてもSet up形成中ではあるが価格と出来高の例外があったり不完全である銘柄が多くEdgeが揃うまでまだ時間が必要である。またボラティリティが高く健全に機能しているbaseからのBreak outはほぼない。市場全体が50MAを上抜けて上昇の試しを行う、BPを終値レベルで上にBreak outする、個別株のリーダーグループでEdgeが揃ったSetupが整う、といった条件が揃うまで取引は未だ控える。市場全体の流れには絶対に逆らって取引しないこと。市場全体が調整中の中で強さをみせる銘柄が多い新たなグループ及び銘柄を注意深く観察し、市場が上向く時がきたら上昇を逃さないようにウォッチリストの作成に専念し事前プランを練って忍耐強く待つこと。

Watch List

APPF, CLS, RAMP, CTSH, INOD, VRT, STRL, ANET, NVO, PAR, CELH, ACMR, TEAM, CDLX. FSLY, APP, KD, TJX, AFRM, GOOG, LOGI, ALGN, GBDC, CAMT, RPD, DMRC, ROKU, ANF, CVNA, XPEV, HAYW, SPLK, INFA, IOT, MNDY, ALKT, BBIO, UPWK

これらは市場全体が下落圧力にある中で強いRSを保ちSet upを形成している。その大半がSOFTWARE CHIPS Groupである。 

Active list

APPF, CLS, CELH
※監視するだけで下記の行動が市場で起こるまで取引はしない。

  • NasdaqまたはS&P500が出来高を伴なって上昇の試しが生じる

  • 50dmaを終値で上抜ける、

  • BPをBreak outするまで取引はしない。

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