「選択肢ではなく、選択を...」
こんにちは、ふるぽてくんです。
ここ数日で一気に寒くなり、はやくも年の瀬を感じてしまいました。今年の棚卸しとビジョンの振り返りを来週末から始めようとスケジュールに入れました。仕事内容の振り返りもそうですし、プライベート旅行の写真のデータ整理などもやってしまおうと思います。
【定例】おすすめされた本コーナー
ふるぽてくんブログでは、おすすめされた本コーナーを定例化しています。
本は、紹介者とのコンテクストの共有や苦しい時の道標となり、成長の手助けをしてくれます。
すでに読んだことがある本が多いと思いますが、もし新たな出会いになればいいなと思い、続けていきます。
第14弾は、「ザ・ラストマン」です。
日立グループをV字回復に導いた川村隆さんが仕事の考え方を説いた本です。
「自分の後ろには、もう誰もいない。この覚悟をもっていますか」
この言葉が私の関心の輪と影響の輪を広げ続けてくれます。
一昨年に日立製作所で働く友人に紹介してもらったのですが、もう2つこの本から大事な言葉を教わりました。(本質とはずれます。すみません。)
「当たり前のことをきちんと、しかし楽観的にやり抜いてみる」
「君子は豹変し、小人は面を革む」
意識はしていても、歳を重ねるごとに慣れや驕りによって「柔軟性と実直さ」が失われているように思います。この本は僕にそれを痛感させ、正すきっかけをくれました。
覚悟をもって大きなグループを背負われた方の言葉は、多くの気付きを与えてくれます。10年ほど前の本ですが、全社会人におすすめです。
【本文】20代後半からの人生の歩み方
30歳に近づくにつれて、こんな悩みや気づきが生まれませんでしたか。
「人生のテーマが決まってなくて、これからキャリアをどうしようか」
「スポーツ選手やアーティストなど、若い頃に人生のテーマを決めて歩んでいる人ってほんとすごいな」
僕は、「絞る」ことが怖くてなかなかできませんでした。自信もないし、強み弱みや才能・天職といった自分探しを続けていました。
そんな時、以前ご紹介したコンサルの方にこの言葉をいただき、踏ん切りをつけることができました。
「子どものころって勉強を頑張ることで選択肢が広がり、それがよしとされているよね。その延長で大人になっても選択肢をたくさん持つことを追いかけるんだけど、歳を重ねると制限が多くなり、思っているより選択肢が増えない。」
「だから30代前半までに優先するのは、選択肢ではなく、選択を積み重ねること。選択で新たな選択肢を生み出す感覚に慣れること。今持っているものでリスクをとって挑戦すること、失敗した未来も受け入れる度量をもつこと。そこから立ち上がる力をつけること。」
「絶対に譲れないもの以外は手放す覚悟をもつこと、逆にそれらを決して諦めないこと。要求が多くなってしまったけど、あっという間に人生が過ぎ去るので、本気でやってみてほしい。」
僕は、この言葉で絶対に譲れないものを明確にし、当時の居心地のよさ(仕事の楽しさやお客様との関係性)を捨てて、住む場所とキャリアを変える選択をしました。
みなさんはどんな選択をしていますか。しましたか。
絶対に譲れないものはなんですか。何を手放しますか。
先輩方、どんな20代、30代を過ごしましたか。
譲れないものを手にしてますか。アドバイスをください。
もうすぐ28歳。僕自身の選択をしっかりと届けていきます。
【さいごに】自己紹介
【紹介文】
僕はフルーツとポテトが好きだ。 ただ、目の前に欲しそうな人がいるとあげてしまう。 人を応援することと喜ばせることが好きな僕は、時に不安を抱える「野良の総合職人材」になっていた。不安を抱える総合職サラリーマンと共に来るべき未来を信じて。
人事領域の研究もとても進んでおり「成人発達理論」や「インテグラル理論」など、とても興味深い本も増えてきました。
ただ、個人単位では人生は一回きりだし、気づいたら歳を重ねているので、科学的に説明できない部分もあるなぁと感じます。
僕は、それをおもしろいと捉えながら、いろんな言葉を紹介していきます。
今週末も無事投稿できました。
これからもよろしくお願いします。
「noteで見つけた仕事のイロハ」というマガジンも随時更新中です。
素晴らしいnote記事があれば、教えてください。