共感ってスゴイ【コーチング修行録No.1】

コーチングの資格を取ってから、はや3ヶ月。

自分の学びを記録しつつ、コーチングに興味がある人や
同じく修行中の人、コーチを付けたいと思っている方などに
何かしら役に立てばなあと思い...

かなり気ままにではありますが、
コーチング修行録を綴ることにしました。

記念すべき第一記事目のテーマは"共感"。

私の一人目のクライアントになってくれた
親友のMちゃんとのコーチングで起きたことが、
ネタ元です。

当時、Mちゃんは自分の職場に強烈な不満を感じ、
「転職すべきか...別の部署に移してもらうか...
はたまた...むむう...」と、
己のキャリアについて悩みに悩んでいるシーズン。

Mちゃんとのコーチングは通話で行ってましたが、
通話開始直後に「もお嫌だあああああ」と感情爆発w
続いて、上司、会社の体制、業務内容、お客さんetc
への、途切れることのない文句😂

私はMちゃんと好みや思考が比較的似ているので、
話を聴きながら「う〜ん、分かる分かる...!」と応答を繰り返す。
一方、『このままだと、単なる愚痴りで終わる...
コーチとして、どう舵取りすべきなんだ汗)』と焦りが募る...。

結局、大方を愚痴発散に費やし、
残り時間は5分に...涙

「この時間で、何か学びや気付きはあった?」
まとめの質問をしつつ、
「何にもコーチらしいことができていないような...
果たして、Mちゃんにとって意味のある時間だったのか?」
と、思わず身構える私。

ところが...

「がーぷるちゃん、『うんうん』と聞いてくれたでしょ。
本当に、私の気持ち分かってくれてるんだなって感じた。」

「自分の気持ちを理解してくれて、
心から共感してくれる人がいるって、
すごく安心して、力になる。」

愚痴ってる時以上の熱量で、
前のめりに答えてくれるMちゃん。

更には、このタイミングで
「今の状況は、巡り巡って自分の未来にとって肥しになる!」と、
冷静に、かつテンポよく今後の動きを整理し始めるグリーンちゃん。

「よし!今週も頑張る!ありがとう!」
と、爽やかにこの回は終了したのでした。
終わった後に、安堵感と驚きでしばし呆然...。

この時の経験から、もしかして
どんなにキレッキレの質問やフィードバックよりも、
「ひたすら透明度高く共感する」ということこそ、
私が目指すコーチが備えるべき重要な力なのかもしれない、
と、この時から考え始めたのでした。

なぜかというと、私は
「自分の心の声に正直に、自分の人生を描いて、それに生きたいんだ!」
という人のためのコーチになりたいと思っているから。

そういう人は、人一倍の恐怖と不安を感じることもあるはず。
なぜなら、そうやって創る人生は、前例がないことが多い。
未来が予想できない。

「自分はこれが良い(or嫌だ)と思ってるけど、
そう思ってるのは自分だけなんじゃないか。
自分はどこか、異常なんじゃないのか?」
そういう声も聞こえてくるはず。

そこで、心からの共感があったならどうだろう。
「分かってくれる人がいる、大丈夫。」
小さいかもしれないけど、そう思うきっかけになるかもしれない。
(NOTEの記事にいいね!してもらった時と似た感覚かも)

そうしたら、その時は
どんなに後ろ向きな感情に流されていたとしても、
スッと、また心が前を向ける。

今回、Mちゃんは親友ということもあり、
非常に共感しやすい相手でしたが、
年齢や性別、性格諸々に関係なく、
心からの共感を示せるように己を鍛えていこう...
と思った私でした。

自分のコーチング修行に方向性を与えてくれたMちゃん、
改めて、心から感謝。




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