電通の「愛車シェアリング」から考えること#福ログ【Vol.175】

愛車の一時交換アプリ「CAROSET(カローゼット)を子会社を用いて、電通が2019年12月から展開した。

月額基本料780円(税別)を支払うと、愛車を持っているユーザーが自分の車を貸し出した日数分、他のユーザーから車を借りられるサービスとのこと。

前借り制度もあるようで、30日以内に前借りした日数分を他者に貸し出すか、1日4980円で借りることが出来るらしい。

このサービスのメリットは、マイカーを持つものしか会員になれないため、ペーパードライバーにマイカーで危ない運転をさせることはないこと。自分の持っている車種よりも大きな車(または小さな車)や異なる車種を借りることが出来ること。などが挙げられる。

大人数での旅行で大きな車を、とっておきの日にオープンカーを、引っ越しのときに軽トラックを…なども可能にするそうだ。

このサービスはとても面白いものだと認識した上で、2つ考えたことがあった。

1つ目は、ひと昔前ならご近所で貸し借りみたいなものはあっただろが、そういったご近所付き合いみたいなものがなくなったが故に、サービスとして成り立つのだろうということ。

困ったときに貸して欲しいと、知り合いに手軽に言えればサービスなどなくてもやっていける。知り合いの幅が狭まったか、すぐ近くの人とは連携せずネットで知り合った遠い人と繋がるようになったか、などが原因だろう。

2つ目は、マイカーのみならず「マイ○○」のシェアがこれからますます増えていきそうだということ。

本ならマイブック、家電ならマイ家電、他にも、釣り道具、スキー道具など趣味のアイテム、等も「マイ○○」としてシェアが増えそうだ。

果ては、マイ夫、マイ妻(この表現は抵抗感があるが)などもシェアされることがあるのかもしれない。たとえば釣りが趣味の夫とサッカーが趣味の夫をシェアして、子どもたちに新しい遊びを経験させるだとか。料理が得意な妻と裁縫が得意な妻をシェアするだとか。

色々発想することは出来る。果たしてこれからどうなっえいくのだろうか。期待とちょっとした不安がある。

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