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僕のお店はエゴの塊だった


福澤です。
飲食店をやっているうちに心境の変化があります。

僕のお店はエゴの塊だった

僕は、自分の料理やコーヒーに情熱があってお店を始めました。

時にこの情熱は、自分の成長を邪魔する存在であると実感しています。

「誰よりも美味しいカプチーノを淹れて、お客様に美味しいと言われたい」

「誰よりも美味しいパスタを作って、 お客様に美味しいと言われたい」
 
「美味しいのでたべに来てください」
「食べたらわかります!」という感じですね。
 

承認欲求を捨てよう

料理の味を認めて欲しくて、
自分の得たい感情の為にお店を始めて
お客様の感情を満たすということは、ゼロだったと思います。

自分の料理でお客様の笑顔を見たい!
という感情でお店を始めたはずだったのに
 
振り返ると、師匠と出会うまでは、
ずっとエゴを満たす為にお店をやっていたと感じます。


今は、どう思っているのか?というと
お客様の人生がより豊かに感じてもらうために、
どう感情を満たすのか?

ということを、考えています。

 
飲食店で満たす感情というのは
「感謝」「感動」「幸福」のような気がします。
他にもあると思います。
 

しかし、ぼくのお店も同じですが、
ラーメンや定食屋、居酒屋のような
普段使いのお店は、有難味を感じにくいし
 
お洒落なレストランやカフェ
インスタにアップしたくなるような
お洒落な料理を出すお店も
 
一時的な感動はあっても、
利用後の半年後も1年後も
感動の余韻を引きずるだろうか?
なんて考えてしまいます

長期的なファンと、生涯ともに生きる

例えば、好きなアーティストさんとか
スポーツ選手とかいませんか?
 
スポーツの中継を見ていると、
観客が狂ったように
応援している姿をみかけることがあります。
 
選手に対して、サポーターの情熱を感じます。
 
アーティストや芸人さんをみていると
お客様がみんな一斉に笑ったり、
感動の渦で涙が溢れることもあります。
本当に凄いことだと思うんです。
 
 
家も自分自身もサポーターグッズで身を固めたり
好きなアーティストの写真集やCDを買い集めたり

スマホの待ち受けが、好きな芸能人だったり
ぼくの目覚ましの着メロが
『マイケルジャクソンのアースソング』
だったりのように(笑)
 


僕のお店を

お客様にどれだけ強く想ってもらえているのか?

深く考えてしまいます。
 
 

お客様にとって、お店での食事以外の日常生活で
そこまで強く長期的に、お店のことを思われる存在であるのか?
というと、やはり違うなと感じるわけです。
 

なんかそれが、凄く寂しいなと感じている僕は
もしかしたら、ぼくの志が足りないのでは?
 
最近、そう思います。
 
 

感情が大きく動くとしたら、いつなのか?
どんな感情なのか?
というのを考えてみました。


なんどかお話ししていますが、僕は、北海道東部地震で
震度7の厚真町の隣町に住んでていて
震度5強を経験しました。
 

北海道全世帯が停電になり
電力が少し残っていたコンビニも
すぐに食料も生活用品もなくなりました。
 
停電は2~5日くらいで復旧。
 

人は普段当たり前のことが奪われた時に初めて
『感動・感謝・幸福』を感じるのだと認識しました。
普段何気なく生活している、日常の積み重ねの”先にあるもの”を
”かけがいのないもの” にしたいと考えました。

どういうことかというと
 
『飲食店は、お客様の人生の一部になっている』
と感じるんですね。
 

日常の積み重ねの先とは2つあって
 
僕が死んだときに、お客様が悲しんでくれるだろうか?
「あんたのお店があって楽しかったよ」と言ってくれるだろうか?


長年ご利用された、お客様が亡くなるときに、
「あの店の店主と出会えて楽しい人生だった」
と思ってもらえるだろうか?

 
人生を振り返ったときに、こう思われる飲食店でありたいし
そんな仲間を増やしたい。と強く思います。
 


きっとこんな考え方が、日本伝統の大和魂であり、

今の日本を元気にする原動力であると思います
 
 
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ちゃお!
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