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辛い時に思い出すことはなんですか?


あなたが辛い時に、思い出すことはなんですか?


今、新型肺炎で世の中の人は
不安と恐怖を引き金に、色々な言動を起こしていますよね
 
例えば
「トイレイットペーパーがないと騒ぎ行列を作る」
「仕事を休んだときの責任を取れと言う」
「卒業式なのに」「受験なのに」
「会社やお店の営業保証は?」
とか、批判や保証、権利ばかり求めています。

悪い事ではないと思います。

誰もが思う当たり前のことだと認識しています。


マズロー底辺を刺激されると、自分の欲しいモノを奪い取る


恐怖や不安で人間は、自分を見失います。

爬虫類脳を刺激され、生存欲求がMAXになります。

だから身を守るために、人から何かを奪ったり、

気づつけたりすることが多くなると感じています。



 
ぼくは、そのような人達の気持ちが
理解できないわけではない。
 
むしろ、ひと昔前までであれば、
誰よりも声をあげた爬虫類だったと思います。
 
爬虫類脳なのに理屈っぽくて、人を批判し、ののしり気づつけ
自分の得たい感情を満たそうと必死だったと思います。
 

当時の僕は、そこから何も得る物はありませんでした。

 
そんなぼくの爬虫類脳ですが、今は少し改善されたかも?
と思っています(笑)
 
 
  
2018年9月6日
北海道東部地震を経験しました。
震度5強の激しい揺れのあと、停電しました。
 
 
まさか停電が数日続くなんて思ってもいなくて
翌日、断水するかもしれないということで
水だけ確保しました。
 
 
あの時も、不安と恐怖を引き金に
スーパーやコンビニに行列を作りました。 

電力会社をバッシングしたりもありましたね。
 
 
東部地震の2日後
ぼくは、住んでいる所よりも早く通電した
すき家に行きました。
 
大勢の人が、お店にはいました。
 
 
ぼくは、牛丼弁当を注文したんですね。

大勢いるから、待ち時間あるだろうと思ったら
お会計して30秒で出てきたんです。 
 
 
提供までのスピードに
驚いたことはもちろんですが
とても感謝の気持ちでいっぱいになりました。
 

 
僕はいつも、お店でご飯を食べ終わったら、
お会計のあとに「ごちそうさまでした~」
っていうだけでした
 
 
でも東部地震のあとのすき家では
「感謝の気持ち」がありました。
 
 
家だと電気もつかない暗い場所で
ガスを使うのは少し怖いし
食器洗いで、水を使いたくない
先の見えない状態だったので
 
とても嬉しく
とても安心したんです。


飲食店で、そこまで感謝したことはあっただろうか?

とさえ感じました。


この感謝は、普段なら当たり前で
気づかないことだたっと思います。

失ってみて、初めて 
当たり前の有難さを認識しました。
 
 

 
 
その後ぼくは、
飲食店の使命ってなんだろう?
と深く考えるようになりました。
 


普段から思っている
『お客様の人生を豊かにすること』
という使命は変わりありませんが
 
 
飲食店は、
美味しいとお客様に喜んでもらう所
お店の人と、
お客様との会話が日常を生んでいます。
 


当たり前のことが、気がつかれなくても良いので
感謝にあたいするお店でありたい。
そんなお店がやりがいがあると感じました。
 
 
分かりやすくいうと
『普段は当たり前で感謝されにくいお店』ってことです。
 
 
そのお店が、みんなの笑顔が生まれる場所であり
みんなの安心が生まれる場所
地域のコミュニティとして活気がある
お店であったら良いなと思いました。 
 

 
そして、本当は何も起こって欲しくないけど
なにか起こった時に、あの店あって良かったと
感じてもらえるお店。
 
そんなお店がいいなと考えるようになりました。
 

 
 
今の新型肺炎では、感謝を忘れている人が多く
ネガティブな感情が連鎖している感じです。 
 
誰かのせいにしたり批判したり
ぼくたちは、世論で世の中がかわるとさえ思っている。
 
でも実際に変らなければいけないのは、世論で批判された人間ではなく
僕たちだと認識しています。
 



自分の周りを変えようと思わず

自分の思考や行動を変えること

が、
『始めの一歩』なのだと実感しています。
 
 
 
そのためには、世の中をメタ認識して
今、ぼくは何に感謝ができるか?と考えると

誰を喜ばせられて、誰を幸せにでるか認識できますし、
ワクワクする明るい未来に進めると感じています。
  
 


今日は、ないが言いたいのかというと

『辛い時こそ、感謝できることを認識しよう』、『己を変えることで、人が幸せになる』、『奪うより与えよう』

ということでした。

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