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医療のリハビリの限界

リハビリはカラダが悪くなったり障害を抱えたら受けられるものというのが一般的な認識だろう。

カラダが良くなるまで、障害を克服するまで、普通の生活が出来るようになるまで。


実際は違う。

医療のリハビリには日数制限や時間制限がある。


病気を発症して最長でも180日間という日数の制限があり、その後介護保険を利用するリハビリは、最長でも週に120分。

つまり、良くなるまでリハビリを受け続けることは事実上不可能というわけだ。


「介護保険では受けれるじゃないか?」

介護保険を使ってサービスを受ける場合、リハビリだけでなく、例えば通所のための送迎や入浴介助、在宅であればヘルパーを利用したりするのにも保険の単位を使う。

介護度によって使用できる単位数は決められており、リハビリだけに振り分けるわけにはいかない。


社会保障費の増大によって、今後益々この「幅」は狭くなるだろう。

医療のリハビリには限界があるのが実情だ。


理学療法士 ふくちゃん

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