ソムリエアプリの動向

AIによるワインのレコメンドは,竹林(2001)のウェアラブルデバイス「ソムリエエージェント」がその初期の試みである.

2019年段階ではいくつかのレコメンドアプリケーションが公開されている.
SENSY社の「SENSY SOMMELIER」は,飲んだワインのレビューを入力すると,その他のおすすめのワインを表示するというものである.(https://sommelier.sensy.ai/)


イオンの「AEON de WINE」は,WEBサイト上のシンプルなチャットボットである.メインディッシュやワインのタイプ,予算を入力すると,条件に当てはまるワインを紹介してくれる.

コアテック社の“WineScouter”は,ユーザの味覚嗜好を学習し,好みの味のワインを表示してくれるアプリケーションである.このアプリケーションは,ワインの味の根拠として味センサ(TS-5000Z)を活用している.

国外の動向

国外のソムリエエージェントアプリケーションは,スマートフォン用アプリケーションが主流である.

図

機能としては,味の記録の際のネックを解消する,カメラによる自動ラベル認識が流行の機能である.基本的な機能としてはレビューを書いてワインの記録簿として活用したり,他者のレビューを参照したりという機能である.

ユニークな機能として,ワイン雑誌Decanterが提供するDecanter Know Your Wineは,ユーザを教育するタイプのアプリケーションである.記事の配信やクイズでワインに関する様々な知識を学べるが,味を表現してストックするという用途には不足がある.


機械学習を用いた推薦システムとしてはWineRingが挙げられる.ユーザがワインを飲んでその好みを3段階で入力すると,その他のワインを紹介してくれる.

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しがない女子大教員です.最近はお茶漬けの美について研究しています(真面目)
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