仕事始め

仕事始めである.
周りを見ているに,研究をしていると,大学なんかが休みに入るとやっと「自分の研究ができる」という感じになるようだ.
自分の場合は不真面目なので大学の業務もそこそこにしているが,卒論の学生をたくさん抱えていたり,各種委員会に引っ張りだこの先生は本当に忙しそうである.

大学の4年生だかのころに,先生に「頭を休ませておくと取り戻すのが大変」というのを言われたことがある.
歳のせいなのか,考えることのレベルがその頃とは違うのかはよくわからないが,最近,確かにそんな気はする.
自分の場合は頭を完全に休めないように,本を読んだりということをする.
「アイドリング」というか「暖機運転」のようなものだと思う.

仕事始めというのはオフィシャルな仕事が始まる日ということで,個人的な研究やら仕事は始まっているものだ.
とはいえ仕事始め式なんてものもあるわけで,ノコノコとスーツを着て出勤してみる.
例年この時期は来年度のシラバス書きがあったりするもんだが今年は去年のをコピーするだけだと高を括る所存でいたら他の先生のものが回ってきた.


仕事始めといっても特別変わりない日だが,
今年はというと,この年末年始に本屋に行って気になったものを発注するところからスタートとなった.
発注したのは以下の本.

『料理のコツ (中公文庫) 』:秋山徳蔵
『味 - 天皇の料理番が語る昭和 (中公文庫)』:秋山 徳蔵
『味の散歩 (中公文庫)』:秋山徳蔵
『舌―天皇の料理番が語る奇食珍味 (中公文庫)』:秋山 徳蔵
『海軍応用戦術/海軍戦務 (中公文庫)』:秋山 真之、 戸髙 一成
『海軍基本戦術 (中公文庫)』:秋山 真之、 戸髙 一成
『料理の四面体 (中公文庫)』:玉村 豊男
『匂いの哲学』:シャンタル・ジャケ、 岩﨑 陽子
『分解の哲学 ―腐敗と発酵をめぐる思考―』:藤原辰史
『食べたくなる本』:三浦 哲哉
『タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源』:ピーター・ゴドフリー=スミス、 夏目 大
『酔っぱらいの歴史』:マーク・フォーサイズ、 篠儀直子

どれも面白そう.

秋山徳蔵というのは昭和天皇の料理番をしていた人で,ドラマだか映画だかのモデルになったあの人である.
『味』『舌』などのエッセイ集は料理だけでなくて背景の知識も満載.
辻嘉一の『味覚三昧』もこの年明けに買ったがこれも面白い.
ぼんやりとした正月であった.

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しがない女子大教員です.最近はお茶漬けの美について研究しています(真面目)
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