東進の数学特待制度とは?

全国にある高校・大学では、奨学金をはじめ様々な特待生制度を導入しています。授業料が減免・免除されるなど様々な特待を受けられるのが特徴ですが、特待生として合格するため日々勉強に励んでいる学生も少なくはありません。こうした特待制度は高校や大学がほとんどで、予備校で特待制度を設けているところは滅多にありません。

しかし、大手の予備校の東進は独自の特待制度を導入しています。数学特待制度と呼ばれるもので、中学2年・3年生(高0生)を対象にしたオリジナルの制度です。非常に大きなメリットがある特待制度のため、今後東進へ入塾を検討中の学生にとっては魅力的ではないでしょうか?

東進の数学特待制度は、制度名にもなっている通り、主に数学の成績が良い中学生を対象にしたものです。制度に認定されるための成績順は、通知表・通信簿で直近の数学評価が5段階評価中5であること、または全国統一中学生テストや模試で成績優秀であることとされています。

いずれかに該当しなくてはいけないため、少々基準は厳しいですが、逆に数学が得意な学生や模試などの成績が良い学生なら、基準を満たすことも難しくはありません。なお、中高一貫校へ通っている場合は個別相談に応じてくれるため、一度問い合わせてみることをおすすめします。

■数学特待制度の特待内容は4種類

数学特待制度の特待内容は4種類あります。

①数学の通期講座の授業料が全額免除

特に大きな恩恵を受けられるものが、数学の通期講座の授業料が全額免除になる内容です。通常であれば7万円ほど必要になる数学通期講座ですが、数学特待制度を利用すれば無料になります。数学通期講座は90分授業換算で数十回分になり、高校1年の段階で数3まで全て修了となる点が特徴です。

②「数学計算演習」も無料

また、高速基礎マスター講座の一つである「数学計算演習」も無料で利用できるようになります。こちらも本来は7万円程度の授業料がかかりますが、数学特待制度に合格すれば費用はいっさいかかりません。上記の数学通期講座と合わせると、授業料の減免メリットはかなり大きな金額と言えるでしょう。

③入学金が1/3

東進の予備校へ入学する場合、通常は3万円ほど入学金が必要ですが、数学特待制度なら3分の1となる1万円まで減額されます。

④担任指導費や模試費など、合わせて4万円弱が無料

そして担任指導費や模試費など、合わせて4万円弱が無料となる特待も受けられます。

これら4種類の特待制度を合わせると、授業料に関するメリットは非常に大きいと考えられます。

■数学特待制度は他にも様々なメリットとは?

数学特待制度は他にも様々なメリットがあります。特に高校1年の段階で数3までを修了することから、残った時間を全て受験対策に充てられる点がメリットです。

一般的な高校の場合、数3は高校3年生で学ぶ科目です。中高一貫校でも高校2年生が履修する科目ですが、東進の数学特待制度なら高校1年生で終わるため、約2年分も受験対策を行う時間が増えるのです。

更に数学について理解を深める期間に充てることも可能ですが、苦手科目を克服するための時間にもできます。前倒しして短期間で集中的に学ぶことで、難関大学・志望校へのトップ合格を目指せるようになるでしょう。

数学特待制度なら、東進が用意している数十もの数学カリキュラムを選べます。組み合わせは各個人の希望に合わせて選べるため、例えば基礎を伸ばすなら基礎講座を、更に理解を深めるなら応用講座を選ぶなど、柔軟なカリキュラム設定が可能です。ただ、選べる口座数が非常に多いため、担任と相談しながら決めるのが良いでしょう。

■まとめ

東進の数学特待制度は成績基準の条件が少々厳しくなっていますが、目指すだけの価値はあります。数学の理解を深められるだけでなく、受験対策に充てる時間を確保できるメリットがあるためです。もし数学に自信があるなら、申し込んでみてはいかがでしょうか?

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