【㈱フクロウラボ】エンジニアブログ

株式会社フクロウラボのエンジニアブログです。 よろしくお願いします。

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マガジン

  • エンジニアの部屋

    • 63本

    フクロウラボのエンジニアチームにご興味のある方はこちら。エンジニアが登場する記事だけをまとめてみました。

最近の記事

Amazon QuickSightの落とし穴

概要こんにちは!サーバーサイドエンジニアの真米です。 CircuitXのリプレイス作業の一部の画面で、「工数の削減」と「社内での新しい技術のナレッジを貯める」ことを目的に Amazon QuickSight (以下QuickSight)を使用しました。 QuickSightを導入を検討している方の技術選定の助けになればと思い、今回のリプレイス作業で苦労したポイントをまとめました。 また、リプレイス作業に関しては、2021年から少しずつ進めています。 過去に記事をいくつか出

    • 新しいビジュアルプログラミング Flyde 試してみた

      こんにちは! フクロウラボでフロントエンド開発を担当させていただいている岩元です! 今回の記事では、ビジュアルプログラミングの一種である Flyde について紹介していこうと思います。 Flyde とはFlydeは 2024/02/20 に VS Code の拡張機能をリリースしたばかりの 新しいビジュアルプログラミングで、現在はアルファ版となっています。 TypeScript, JavaScript で独自に実装した関数をビジュアルエディター上で操作する事が可能で、ブ

      • 技術の神に初詣

        技術者とはどのような人々でしょうか。唯物論的な考えあるいは近代合理主義的な考えを持つ人、そういった印象を持つ人が少なくありません。そして実際、現在の技術者にはそのような人々が多いように思います。しかしながら、大工や石工、鍛冶屋、鋳物師、金細工職人といった古の技術者たちは、物に向き合い技を競いながらも、同時に神に祈る人々でもありました。 技術者が祀る神、すなわち技術の神とはどのような神なのでしょうか。そこで今回は、日本で信仰されている技術の神々を紹介していきます。 カナヤマ

        • Amazon QuickSightで日付を表示する際のTips

          はじめにこんにちは。 Circuit Xでサーバーサイドの開発を担当している久野です。 所属するチームでの、Amazon QuickSightを使用した開発の経験を活かし、            今回はAmazon QuickSightで日付表示に関連したTipsを二つご紹介します。 カレンダー型レポートの日付抜け対策例えば、Amazon QuickSightで下記のようなカレンダー型のレポートを作成したいとします。しかし、通常、SQLクエリを使用してデータを表示させると

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        • エンジニアの部屋
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        記事

          コミュニケーションに臨む態度

          はじめにこんにちは。Circuit Xで主にサーバーサイドの開発を担当している高田です。 エンジニアとして会社組織で働き、何かしら業務上の成果物を生み出す上で様々なコミュニケーションが必要になります。 今回は、「エンジニアとしてのアウトプット」を大きくする上で、私がコミュニケーション上意識している事を書いてみます。 補足「エンジニアとしてのアウトプット」とは、「作成したプログラム、コード」によって評価されるのが妥当であり、 (付随して各種ドキュメントの整備等) 評価軸と

          コミュニケーションに臨む態度

          プロダクトバックログを書くときに意識していること

          はじめにみなさん、こんにちは。 フクロウラボのCircuit X リプレイスチームで、プロダクトオーナーをしている佐藤です。 リプレイスチームでは、スクラムで開発を進めています。 今回は、リプレイスチームで、プロダクトバックログを書くときに意識していることをご紹介したいと思います。 プロダクトバックログはどのように書いたら、開発チームに伝わりやすくなるだろうか。 これは、スクラムチームでプロダクトオーナーやプロダクトマネージャーをしている方だとどこかで必ず悩むかと思いま

          プロダクトバックログを書くときに意識していること

          無理なく Amazon Inspector と付き合う

          はじめにお久しぶりです、最近は SRE として活動をしている満江です。 今回は Amazon Inspector から定期的に検出される脆弱性を、無理なく継続的に運用するための仕組みを紹介したいと思います。 負債と課題単に Inspector を導入して満足してしまうと、誰も脆弱性対応を行わず、コストだけが発生する負債となってしまいます。 かと言って、Inspector が脆弱性を検知する度に Slack 通知を飛ばして全て対応させるのも非現実的です。 開発者は他にもやらな

          無理なく Amazon Inspector と付き合う

          プライバシーサンドボックスのTopics API

          こんにちは、フクロウラボの開発部でマネージャーをやっている平尾です。 サードパーティクッキーの段階的な廃止と対応2024年1月4日から、ついにChromeの1%のユーザーに対してサードパーティクッキーがデフォルトで制限されるようになりました。そして、2024年第3四半期から100%の制限を予定とのことです。 100%制限にむけての対応準備におわれている会社も多いのではないでしょうか。 https://developers.google.com/privacy-sandbo

          プライバシーサンドボックスのTopics API

          Next.js の Route Segment Config について

          こんにちはフクロウラボでフロントエンドエンジニアをしている今泉です。 フクロウラボのフロントエンド開発では、Next.js を採用しており、Circuit X というインターネットにおける広告配信サービスの管理画面を開発しています。 最近 Next.js の app ディレクトリで使用可能な、Route Segment Config を使用する機会があり学びになったので、今回いくつかピックアップして記事にしようと思います。 Route Segment Configとはま

          Next.js の Route Segment Config について

          勝浦に開発合宿に行ってきました!

          みなさん、こんにちは! 開発部の佐藤です! 先日開発部のみんなで合宿に行ってきましたので、合宿の様子をみなさんにご紹介したいと思います! 今回は「ブルーベリーヒル勝浦」さんにお邪魔しました。 以前の合宿の記事はこちら。ぜひこちらもあわせて読んでいただけると嬉しいです。 合宿でやったこと今回の合宿では、チームで集まって自由研究を行いました。 各メンバーが研究したいテーマを持ち寄り、最終的に最も関心を持っている分野ごとに集まって、チームで自由研究を行いました。 成果発表以下

          勝浦に開発合宿に行ってきました!

          RAGの精度を高めるためにまずはLlamaindexの構造を理解する!入門編

          フクロウラボの若杉です! 最近では、社内のナレッジなどを参照してLLM(Large Language Model:大規模言語モデル)が回答を生成するチャットボットやアプリ作る機会が増えてきているのではないでしょうか。また、RAG(Retrieval-Augmented Generation)という言葉も一般的なってきました。 そこで、今回は、(Llamaindexにおける)RAGについてお話したいと思います。 RAG(Retrieval-Augmented Generat

          RAGの精度を高めるためにまずはLlamaindexの構造を理解する!入門編

          gin-gonicのタイムアウト用ハンドラを自前実装する

          経緯 こんにちは。バックエンドエンジニアの田村です。Go言語を主に書きます。 gin-gonicで書かれたサーバで、タイムアウト処理を書く必要ができたので、何かいい方法がないか探していたところ、こちらの記事/動画に出会いました。 https://dev.to/jacobsngoodwin/13-gin-handler-timeout-middleware-4bhg 2020年の記事なので少し古いですが、面白かった&大いに参考にさせていただいたので、導入部分を軽くまとめる

          gin-gonicのタイムアウト用ハンドラを自前実装する

          フクロウラボのスクラム開発の中身をお見せします!

          はじめにこんにちは! dev3 チーム所属の佐藤と申します。 私は2023年の3月にフクロウラボにフロントエンドエンジニアとして入社し、現在は dev3 チームでプロダクトオーナーを務めております。 私が所属する dev3 チームではスクラム開発を導入して、 Circuit X の管理画面のリプレイスを進めています。 スクラム開発を導入している会社は多くあれど、どのようにスクラムイベントを行っているかは会社によって千差万別です。 そこで、フクロウラボのdev3チームではど

          フクロウラボのスクラム開発の中身をお見せします!

          VSCodeオススメ拡張機能15選 マイナー編

          こんにちは。 フロントエンドプログラマーの河村です。 今回は Visual Studio Code(以下 VSCode)のマイナーだけどオススメな拡張機能を紹介します。 Change Case選択した文字列をショートカットから命名規則に沿って変換してくれます。 手動で命名規則の変換を行う必要がなくなるので便利です。 Commit TypeVSCode でコミットを打つ際、コミットメッセージにプレフィックスの入力を補助してくれます。 プレフィックスを覚えずに済むので

          VSCodeオススメ拡張機能15選 マイナー編

          Go 1.21 で追加された sync パッケージの新機能について

          はじめに皆様、こんにちは。バックエンドエンジニアの栄です。 先日、Go 1.21 がリリースされました。 今回のリリースは、新しい組み込み関数の追加や既存パッケージの更新が比較的多いリリースでありました。 本記事では、私が特に興味深いと感じた sync パッケージの変更点を取り上げてみたいと思います。 変更点サマリー下記の3つの関数が新たに追加されました。 sync.OnceFunc sync.OnceValue sync.OnceValues これらの関数は

          Go 1.21 で追加された sync パッケージの新機能について

          AI開発ツールGenie AI: VSCode拡張機能の活用方法

          はじめにこんにちは!フロントエンドエンジニアの小泉です。 最近はCopilotをはじめとするAI系開発ツールが増えてきていますね。 僕もまだまだ活用しきれていないですが、今回は開発で役にたつGenie AIというVSCodeの拡張機能について紹介しようと思います。 GenieAIとは?ペアプログラマーと紹介されているとおり、実装の不明点を聞けたり実装方針で悩んでいる時に相談しながら開発ができます。 また、VSCode上で完結できるのでChatGPTを利用するよりも体験が良

          AI開発ツールGenie AI: VSCode拡張機能の活用方法