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はじめに

はじめまして、福岡で弁護士をしている篠原優太と申します。法律の専門家という視点から、日常に潜む問題やトラブルをわかりやすく解説・説明していきます。noteをはじめるにあたり、まずは私の自己紹介から。

あるマンガとの出会い

私が法律に興味を持ったきっかけは、中学校のときに『ナニワ金融道』と言うマンガを見たことです。その中のエピソードに「主人公が風俗ビルのオーナーにお金を貸し、あの手この手を使ってビルの手に入れる」というものがあります。その時の法律構成は当時はわからなかったのですが、中学生の私にはそれが魔法のように見えて仕方ありませんでした。

もともと魔法やファンタジーが好きで憧れがあった私にとって、法律の「目に見えないのだけれども、それは確実に存在して不思議な効果を与えてくれる」と言うところが、たまらなくかっこよく、興味を持ったきっかけになったのです。

弁護士を目指すきっかけ

法律に興味を持ったからといって弁護士を目指そうと思ったわけではありません。弁護士にやろうと思ったのは別の理由があります。

私は海の綺麗な田舎で生まれ育ちました。とても素敵な土地ですが、産業は漁業くらいで、仕事が多くあるわけではありません。当時はベッドタウンとして機能してましたが、徐々に人口が減っており、20年30年後には衰退することが目に見えていました。

このまちがとても好きだった私は、その現状をなんとかしたいと思い、市長になって変えていきたいと思っていました。しかし、市長になる方法もわかりません。よくわからなかったので、仲の良かった校長先生に聞いてみると「法律を勉強しなさい」と言われました。

当時は所属していたサッカー部でもレギュラーではなく、勉強も学年で下から数えた方が早いと言う有様。正直、自分には他人に誇れるものは何一つありませんでした。これからの人生を考えたとき、何か1つは誇れるものがないとこれからの勝負に勝てないと思いました。だったら、法律の試験で1番難しい司法試験に挑戦しよう。そう考えました。自分が住むまちを良くする前に、まず自分を変えなければと強く思ったのです。

虎ノ門法律経済事務所との出会い

私の実家は普通の公務員。とりたててお金持ちと言うわけではありません。弁護士を目指し法科大学院に通っていましたが、学費が高くアルバイトしながら勉強する毎日。「バイトを減らせたらもっと勉強時間が増やせるのに」いつも心の中で悔しさを噛み締めていました。

そんな時、大学OBの千賀修一先生が、母校の後輩のために寮を作ってくれるという話を知りました。寮は新宿という好立地にありながら格安。これならバイトを減らして勉強時間が増やせると思い、すぐに応募しました。熱意を持って面接にのぞみ、無事に寮に入ることができました。

その千賀先生こそが、虎ノ門法律経済事務所の所長だったのです。無事に司法試験に受かった私は、千賀さんからのお誘いもあり、虎ノ門法律経済事務所に入ることができました。

弁護士として取り組んでいること

弁護士になってから、一般民事の事件を数多く担当しました。

ネット誹謗中傷・書き込みの削除請求・発信者情報開示(特定)などインターネット問題対応
契約書のチェックや債権回収など担当する法人の顧問業務
ブラック企業に対する残業代請求、パワハラ訴訟など労働事件
慰謝料請求の訴訟、後遺障害認定など交通事故事件
任意整理・個人破産など債務整理
遺産分割調停、同訴訟など遺産分割
離婚請求・養育費請求など離婚事件

と幅広い事件に対応しています。

事件以外でも、弁護士の非弁活動監視委員会に所属しています。
非弁とは、弁護士資格を持たないにも関わらず、弁護士業務をすることを指します。簡単にいえば闇医者のようなものです。非弁業者は法律を知らないので失敗する可能性が高く、失敗しても懲戒する仕組みがないため野放し状態で、問題になっています。法律でも犯罪として規制されています。私たちは、非弁行為を行う事業者を摘発すべきと考えています。

最後に

このnoteでは、難しい法律問題についてわかりやすく説明・解説をしていきたいと思っていますので、みなさん宜しくお願い致します。

この記事が参加している募集

サポートをいただいたら、よりわかりやすいnote制作するために自身の勉強として専門書の購入に当てたいと思っています。よろしくお願いいたします。