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おまえが消えて喜ぶ者におまえのオールをまかせるな

どうも、ブロガーフクミです。

タイトルはTOKIOの名曲『宙船』のワンフレーズです。
この歌、私も個人的に大好きです。
流行った頃にはあまりピンときていなかったけど、ブログを始めてから
「あれ?こういうことなんじゃないの?」
と思うことがちょくちょくありました。

ブログは自分が社長

ブログは「株式会社自分」、その運営をしている自分が社長だ。
会社(=ブログ)で紹介している商品を買ってもらったり、何かを提案したり、ファンがいたりする。

「この商品を扱います」「集客はこうやります」「365日休みなし(週休1日・週末のみ活動)で営業します」
というのはその会社が決めます。
もちろん先輩会社の真似(いい意味ところを取り入れるの意)をしたり、コンサルが入ったりすることもあるだろう。
しかし、真似をするにしてもコンサルを使うにしても最終決定は運営者である自分です。

取り入れることは責任が伴う。○○さんが言って(書いて)たは理由にならない。

以前「不思議だなと思うこと」でも書いたように、ブロガー界隈にもいわゆるひよこ食いがたくさんいる。
「○ヶ月でPVが○○○の人(売上が○○○円の人)はやり方が間違っている」
「正しい努力をしましょう」

そしてお決まりのように「有料級の○○を配布」「今なら○○円で教材を」と続くのです(笑)

教材を売ることも商売だから別にそこに関してはとやかく言わない。
しかし、いたずらに初心者の不安をあおり、商売とするやり方はやっぱり好きになれないし、自分の大事な人(家族・大事な友人など)にも同じように出来ますか?と問いたくなる。

副業ブログは自分で船を漕ぐということ

売る側も売る側だが、買う側にも問題はある。
初心者といってもそのサイトを見る側からすればプロ。
会社員生活をしていたら「新入社員でも給与をもらう以上はプロです」という言葉を言ったり・聞いたりするだろう。あれと同じだ。

結果が出ず、どうしていいかわからなくなり、誰かにすがりたくなる気持ちはわかる。
私だってもう開設6か月目に突入したのに、収益はいまだ人に言えるほどないし、決心だってグラグラ。
一体私はどうしたらいいのですか~と言いたくなる。
正直ここで偉そうに言える義理はない。

しかし、「○○さえあれば大丈夫」なんてどこにそんな商売があるだろう?
ましてや、素人に毛が生えた程度の自称「○○化のプロ」に誰でも稼げるようになるツールが作れるわけがないのは、冷静になって考えたらわかることだ。

会社員のように誰かが漕いでいる船の乗組員ではなく、ブログは自分で船を漕ぐもの。
舵切りが船の方向性を大きく変えてしまうのだから、自分の頭でもっと考えなければならない。
自分で考えることが出来ず、不安をあおられ、オールを投げ出した初心者は本当にいいカモなのだから。

【解決法】長い目で見る

とあるブロガー仲間さんとSNSでお話をしていて、気づかされたことがある。
世の中のスピード感がどんどん加速しているせいもあるのだろうけれど、(私を含めて)みんな結果を早く求めすぎているし、急ぎすぎている

確かに会社員生活をしていると「スピード化」をものすごく求められる。
その仕事は遅いよりは早い方が良く、場合によっては遅くて丁寧よりも、多少雑でも早い方がヨシとされることもある。

しかし、最初に言った通り、ブログは「株式会社自分」だ。
(ほとんどの場合)いわゆる企業運営と違って、1期で結果が出なくても、2期・3期と継続運営は可能だし、経費を削減することも工夫次第ではいくらでも可能。(場合によっては追加予算計上も可!)
成績を出さないといって、怒ったり嫌味をいう上司もいない。

家電量販店と町の電気屋さんに求められているものが違うのと同じで、SNSでバズってるブロガー仲間を見て「自分はダメ」だなんて思う必要もない。
バイトや契約社員が大半の大手店舗よりも、きめ細かい対応をしてくれる個人商店が必要な場合だって、往々にしてある。

せっかく始めたブログを無責任な言葉に踊らされて、辞める必要はない。
ブログは1年後、3年後、10年後自分が笑って暮らしていくための1つのツールに過ぎないのだから。

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