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感情は伝播する。ポジティブな感情の震源地になりたい

人が持つ共感力の作用なのか、人の感情というのは思った以上に人に影響されやすい。

ぼくは特に共感力が強いタイプで、例えば駅で誰かが怒鳴っていたり、ネット上での炎上や痛烈な批判を見ると、その内容の是非にかかわらず自分の気分まで暗く沈んでしまうことが多い。

人よりも人の感情に左右されやすいからこそ言えるのが、感情というのは確実に周囲に伝播していく。強い感情であればあるほどその感情に触れた人を飲み込むだけでなく、同じような感情を持つ人を引き寄せる力がある。

例えば誰かがTwitterで怒っていたら、そのツイートのリプライ欄には同じような怒りの感情を持った人が数え切れないくらい集まりぶら下がっている。さらにRTによってその負の感情はどんどん遠くに広がっていく。

こうして最初はたった1人の強い感情だったものが、雪玉のように周囲の人を飲み込んでさらに伝播・増幅し大きくなっていく。

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ブログやYouTube、SNS。数年にわたって日々いろんな情報を発信してきたけど、1つだけ自分に課してるルールがある。それは「ネガティブな感情の震源地ではなく、ポジティブな感情の震源地になる」ということ。

感情が伝播していくのは何もネガティブなものだけではない。たった1人のポジティブな感情もまた、伝播しながら増幅し、最後には大きなプラスの力になる。

だからぼくはポジティブな感情の震源地になるような情報を発信していきたいと思っている。

何かが気に食わないと言えば、同じくそれを気にくわないという人が同調してどんどん集まってくる。逆に何かが好きだと言えば、同じくそれを好きだという人がどんどん集まってくる。ぼくは後者を選びたい。


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