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研究会第1回ワークショップを開催しました

研究会第1回目のワークショップを開催しました。

日時 12月8日 15:00〜18:00
場所 福井市中央1丁目2-1ハピリン4階 福井市総合ボランティアセンター研修室

ワーク1:サスティナビリティについて捉える心持ちワーク2:共創を考える心持ちのワークを行いました。

チェックインから始まり、それぞれ参加者31名+事務局3名全員の自己紹介と期待、意気込み、今日の気持ちを話して頂きました。

チェックインとは、思いを共有して、ワークショップや、今から始まる出来事に上手く入れるようにする手法です。

普段の業務でも役立つ方法です。
少し今日の気持ち、今の自分の気持ちにどうかな?と問いを投げかけてみてください。
それを話して共有することでコミュニケーションを取りやすくする狙いがあります。また、自分の状態を言葉に直すことは、相手に伝えるだけではなく、思っていることを口に出して自分で自分の頭を整理することができます。日頃、仕事で忙しく、振り返りをする暇がないからこそ、一度立ち止まって自分の気持ちを聞いてみることで自分の心と体のバランスを定期的に観測するために利用されています。

少し期待とかなりの緊張
ちょっと昨日遅くまで見たい映画を見ていたから少し眠いかも
筋肉痛はあるけれど脳はクリアになっている
少し喉が乾いているかも?

参加者それぞれの気持ちが違うのは当然です。

私たちの考えるワークショップとは、強制とはかけ離れた自由さ、それぞれの個を尊重して、その認識を得るために、少し気を遣うような、参加者全員が心地よいリラックスした雰囲気の中で、普段の業務とは少し違った、自然な自由さと創造性を育むことを目的としています。


隣の参加者の○○さんはどうやら映画好きらしい、休憩の時にでも話しかけてみよう!
向かいの参加者の△△さんは、今日はやる気や期待がすごそう!積極的に話しかけてみよう


少し個人的なことまで話してもらうことで、知らない大人が集まっても参加者同士で話しかけやすい雰囲気作りをすることは、今後のワークショップや、共創型の仕事をしていく際に、新たな気づきを取り入れるためにとても大事な要素になります。
コミュニケーションを取りやすい雰囲気のある職場は働きやすく自分の意見も積極的に言いやすいと思います。
その雰囲気を研究会につくることを目的としてチェックインを行っています。

ワーク1:サスティナビリティについて捉える心持ち

ワーク1:サステナビリティでは、自分や自社を問い直し、サスティナビリティという言葉に近づくためのワークを行いました。

ワークに入る前に、具体的な事例を取り上げ、サスティナビリティと言う掴めない言葉から着地点のあるプロダクトにするためにどのようにして創業者やブランドはそのアクション(行動)をしているのかを簡単な情報提供として行いました。

ワーク1では、ワークシートを用いて自社の状況、それぞれの思う環境に対して貢献していることは何なのか、自身の活動を省みるようなワークを行いました。

サーキュラーマップと呼ぶ、繊維の流れを示した図にそれぞれの立ち位置、どこに貢献しているかを見つめ直すために貼ってもらいました。
事前に事務局側でリサーチしていたサスティナビリティに対応した先進的な事例となり今後の研究会に示唆を生むような活動や製品を掲示し、それらと比較することができます。
自社や自分たちの立ち位置に近いサステナビリティに対応した製品を比較することで、サステナビリティという言葉の難易度やハードルを下げる狙いがありました。

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このようなワークショップへの参加が初めての方も多く、戸惑いながらも皆さん積極的にワークシートを埋めてくださり、サーキュラーマップに貼ってくださいました。

ワーク2:共創を考える心持ち

ワーク2:共創では、自分だけではない他者や相手と同じ仕事をする場合の心持ちやイメージなどを考え、ワークシートに記入して共有を行いました。

言葉にできない理想の共創の姿をイメージとして写真の力を借りたり、隣の参加者やテーブルのグループで議論したりすることで、認識を深めることができました。
理想の状態をイメージすることで、その達成には何が必要なのか、抽象度の高い話を考えることは、理想の実現には重要な要素になります。抽象度が高いからこそ、様々な方法(道筋)を考えて、たどり着くためのルートを試しながらつくる、仮説を立てることができるのです。
今回はその1回目としてワークシートは難易度も高く、難しいところも多くありましたが、研究会という集団のあり方に関わるような話も見受けられ、有意義な議論やワークをすることができました。

2回目以降はさらに参加しやすいような仕組みを考え、研究会に参加する皆さんのより積極的な参加を促します!!

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振り返りとして、最後に簡単なチェックアウトを行いました。

チェックアウトとは、参加者自身が今日一日のワークショップをしてどうだったかを共有することで、今日の振り返るために何を学んだのかを考え、どう思ったのかを言うことで参加者全員に思いを共有し、次回以降のモチベーション向上や、振り返り学習による記憶への定着効果、ファシリテーター側は参加者の理解度確認や次回以降のワークショップの組み立てに調整を行い、より積極的な参加を促す仕組みを考える手助けになります。

次回、2回目の研究会ワークショップは、
2020 年 12 月 22 日(火) 15 時 00 分 〜 18 時 00 分
場所は、第1回と同じく 福井市総合ボランティアセンター(福井市中央1丁目2-1ハピリン4階) となります。

2回目以降の参加希望者は、こちらから出欠をお願いいたします。

2回目以降の研究会の出欠について【参加者は記入必須】


研究会第1回ワークショップ当日の様子

テーブル1

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テーブル2

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テーブル3

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テーブル4

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