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note社一人目の新米EMの役割と一ヶ月の軌跡

みなさん、こんにちは。
note社で2021年6月からEM(エンジニアリングマネージャー)を兼務している福井(@fukuiretu)です。

今回のnoteは、

・note社一人目のEMとしてどんな役割を担っているのか
・一ヶ月なにをしてきたのか

をお伝えできればと思い半年振りに筆を執りました。社内でも知らない方がいると思うので社内布教も込めて。

ちょうど先日インタビュー記事が出たので、EMを兼務することになった経緯が気になる方はこちらも合わせてご参照ください。

※前提として↑にも書いていますが、EMはこれまでのキャリアの中で未経験です。

1. そもそもEMとは??

❌ エンジニアマネージャー
⭕ エンジニアリングマネージャー

エンジニアをマネジメントするわけではなく、エンジニアリングをマネジメントする人です。

※エンジニアマネージャーが間違っているという話ではなく、弊社においてはという意図です。

2. ではエンジニアリングマネージャーとは

一言でいうと...組織のボトルネックを発見しあの手この手でみんなが動きやすい環境を作る人です。


もう少し解像度をあげると...

組織のマイナス面を0にしたり、
0を1に、1を10にするための支援をする人です。

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さらに解像度をあげると...

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こちらはエンジニアリングマネジメントトライアングルといって中心にエンジニアリングを置いて、テクノロジ、プロダクト、チームでトライアングルを構成しEMの役割をモデル化したものです。このエンジニアリングマネジメントトライアングルを拝借させて頂くと私の役割はTeam寄りの空白部分になります。

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リスト化すると以下のようになります。

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ここまでの説明でnote社一人目のEMとしてどんな役割を担っているのか、エンジニア以外の方にも少しでも伝わっていれば幸いです😀

(エンジニアリングマネジメントトライアングルについて詳しく知りたい方はdskstさんの【EM必読】エンジニアリングマネジメントトライアングルの考察:序をご参照ください)

3. 一ヶ月なにをしてきたのか

この一ヶ月で大きくは以下のようなことをしてきました。

・エンジニアリーダー定例の見直し
・N%ルールの試験運用
・フロントエンド基盤チーム新設
・社内LT大会の定例化

それぞれについてざっと説明していきます。

3-1. エンジニアリーダー定例の見直し

毎週1時間ほど開発チームのエンジニアリーダーが集まって定例を行っています。元々は進捗レポートがメインでしたが、開発の進捗やリソースについては6月からの組織変更によりPdMがメインで管理することになったので、立て付けを変えて組織の活性化やヘルスチェックのための意見交換をする場としました。
アジェンダの一つとしてふりかえりを行っていますが、参加しているリーダー全員が主体的に参加できてかつ、意見を挙げやすいようにふりかえり手法としてKPTAを取り入れています。KPTAとは、Keep、Problem、TryにActionを追加したフレームワークです。

3-2. N%ルールの試験運用

N%ルールとは、メイン業務とは別途でサブ業務として開発の生産性に関わるタスクにリソースを割り振ることができる制度です。N(リソース配分)はチームリーダーとPdMとで相談して決定します。施行の背景としては、パフォーマンス改善や開発環境整備をチームのローカルルールや有志が草の根運動的に行っており、これを明確なルールのもとで活動できるようになることで、

・行動の動機付けをし、意思決定をサポートする
・心のモヤモヤがない状態で対応できる
・評価ときちんと紐づき納得感が得られる

を狙ったものとなります。

「Fail fast, Fail cheap」の原則に則り、まずは5名のエンジニアにモデルとなってもらい全社適用を前提に試験運用中です。

ルールというと制約を課して縛るイメージを持つかも知れないですが、あくまで個々が性善説で動きやすくするためのフレームを用意したかったというのが意図です。

3-3. フロントエンド基盤チーム新設

元々はチームが無く有志の寄せ集めで横断的なパフォーマンスチューニングやコードレビュー、アプリ分割などを草の根運動的に対応しており、

・リソースの確保が安定してできないため進捗が出づらい
・ナレッジの共有、ストックがされない(ひいてはフロントエンド全般の情報の透明化)
・フロントエンドに関する明確な相談窓口がなく、どこ(だれ)に相談すればいいのかわからない

という課題感を持っていました。これらの課題を解決するために、開発基盤の中にフロントエンド基盤チームを新設しました。

開発組織全体について詳しく知りたい方は、以下スライドも合わせてご覧ください。

3-4. 社内LT大会の定例化

毎週30分ほどライトニングトーク(LT)を切り口としてチームや個のナレッジ共有や関係性を深める場づくりを目的とした試みです。内容は業務に限る必要はないとしています。
応募の窓口をSlack WorkFlowに用意し、自己応募の他に他薦もできるようにしており、応募された内容はスプレッドシートへストックする仕組みとしました。

参考までにこれまで3回実施し下記のLTが発表されました。

・parquet導入
・MLチームの最近
・EMのお仕事
・作ったものを発表します
・cakesをEKS環境に移設しました
・cakes EKS 移行時にエラーになっていたバッチの原因調査・修正について
・ABテスト管理ツールについて
・adminツールの権限周りについて
・チームでムービングモチベータをやってみた

4. 一ヶ月をふりかえって

この一ヶ月は目の前に見えてるボトルネックの中で、すぐに効果が出そうだと判断したものをCTOと相談しながら進めてきました。施策の評価については今後の効果測定を経てからとなりますが、それなりに反響のある施策を打てたのでないかと思っています。(もちろん私一人で成し遂げたわけではなく、色々な方が声を上げてくれたり協力を得られたからこその施策です!!)

今後の動きとしては、一人一人のエンジニアに親身になるという基本原則は忘れずに、近視眼的なアクションではなく中長期な課題を洗い出し、大局的に動きたい、動いていかねばと思っています。

まだまだ組織も自分自身も伸びしろしかないので引き続きやっていくぞ💪

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この記事は新エディタで書きました。新エディタ使ってみたいよという方はこちらの記事をご参照ください。書き心地などご意見ご感想頂けると嬉しいです。

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