「音楽に飲まれてたまるかこっちも絵に命かけてんじゃいっ!」ってアニメーターさんの声が聞こえるような気迫と喜び溢れる 映画『BLUE GIANT』
原作未読。
このアニメ化が実写化の代替版のようだったらヤだったんですが、とんだ杞憂!
演奏シーンが
「音楽に飲まれてたまるかこっちも絵に命かけてんじゃいっ!」ってアニメーターさんの声が聞こえるような気迫と喜び溢れるアニメーションで、
それにも泣けて泣けて。
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もちろん音も最高🎷
大のサックスの音を作ることが大変だったはず。
死んでもいいと思いながら吹いている野蛮さもあるし、ジャズが好きだという喜びもある音を作った馬場智章すごい。
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原作未読なんですが、10巻ある話をよく2時間にまとめたなと思いました。
ジャズバーのアキコさんが謎の女だったり、、サブキャラが薄めでしたがまぁ致し方ない。
エピソードをめちゃくちゃ削ったんでしょう。
それよりは演奏シーンをがっつり観せるってのは素晴らしい決断だったかと。
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ちょっと惜しかったのは、、
日常シーンですよね。。
「演奏シーンがんばるんで……」という声が聞こえてきました。。
あと、上原ひろみによる劇伴。
JASSの演奏曲は素晴らしかったんですが、
いわゆる映画音楽がなんか「映画音楽ってこういう感じでしょ」って感じの曲ばかりでした。
上原ひろみならではの個性たっぷりの劇伴を楽しみにしていたんですが、、、
あれなら劇伴は別の作曲家に頼んじゃうってのでも良かったかも。。
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