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栄養をもっと身近に(糖質・食物繊維)

今回は「糖質」と「食物繊維」についてお話ししたいと思います。


 まず糖質にはどのようなイメージをもたれているでしょうか。
糖質制限ダイエットなどがあり世間が注目していた時期もありました。
糖質がどのようなもので体にどのような影響を与えているかを知ることで少し考え方が変わるかもしれません。


 糖質と言われると甘いものを想像するかと思います。確かにお菓子やケーキなどにも当然含まれています。しかし白米やパン、うどんなどにも含まれています。これらは一般的に炭水化物と言われることが多いかもしれません。
 では糖質と炭水化物の違いはなんでしょうか。

 炭水化物を大きく分けると糖質と食物繊維に分けられます。つまり両方合わさっているものが炭水化物ということになります。


 糖質はみなさんもご存じの通りエネルギーの元です。疲れて頭の回転が遅くなると甘いものが欲しくなる…というのは糖質が素早くエネルギーに変換されるからです。そして糖質が最も使われるのが脳です。そのため朝ごはんなどで糖質を抜いてしまうと、午前中ぼーっとしたり集中力がなくなったりします。
 しかし摂りすぎもよくありません。食べ過ぎてあまった糖質は脂肪に変換されてしまいます。そのため肥満になったり、動脈硬化の原因でもある、糖尿病や脂質異常症になる場合があります。摂取する量と消費する量をバランスよくする必要があります。
 糖質は甘いものや穀類の他にイモ類や果物にも多く含まれています。そして糖質がエネルギーに変わるために重要な働きをしているのがビタミンB1です。ビタミンB1は疲労回復にも効果があるためお勧めです。

 食物繊維は主に腸の掃除をしてくれています。腸内環境を整える働きがあるため便秘や病気になりにくい体にしてくれます。ベジタブルファーストという言葉を聞いたことがあるでしょうか。血糖値を急激に上昇させないために行う方法ですが、それは水溶性の食物繊維が糖の吸収を緩やかにしてくれているためです。食物繊維はごぼうやさつまいも、大豆、オクラ、りんごなどに多く含まれています。

 炭水化物は肥満や美容の敵というイメージは少し無くなったでしょうか。どの栄養素も同じですが、よい加減というものがあります。どんなに体によくても摂りすぎていいものはほとんどありません。それぞれの栄養素がバランスよく体に摂取されることが一番です。


 栄養の話をもっと詳しくお聞きになりたいかたはふくいクリニックの医師又は管理栄養士までお気軽にご相談ください。

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一般内科、循環器内科、腎臓内科をはじめ、もの忘れ外来や泌尿器科外来など幅広い分野での高い専門性で地域の皆様の総合診療所を目指します。 「笑顔・気遣い・スピード・愛嬌」をスタッフの合い言葉に、アットホームな環境で思いやりのある、質の高い医療をご提供できるよう努力して参ります。
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