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01Boosterオンラインセミナー(参入障壁って何?)

最近の在宅勤務での楽しみはオンラインセミナーです。折角なので自分が学んだことを整理していこうと思います。

今日は01 Boosterがやっているオンラインセミナーを聴講しました。オフラインのセミナーも何度も参加していますが、非常に良い話を聞けるので勉強になります。

事業創造で極めて重要な参入障壁を築く方法という内容です。今日は安定のリサさんとジョージさんの組み合わせです。

Unfair Advantage

Unfair Advantageの説明がありました。「Unfair」という言葉は知らない人が聞くとネガティブなイメージがありますが、こちらはある特定の領域で他社の参入が不可能というレベルの強みという意味でした。

こういった強みを持っていて、簡単に買ったり、コピーしたりできない唯一のものを持っている企業や人が強いのです。

競争他社が来ないような深いお堀を作るというよりも、ユーザーが選び続けらる理由を考えた方が良い。

例えば、Unfair Advantageとしては下記のような内容があげられます。これらの全てで優位性がある必要はないですが、何で勝てるかを考える必要があります。

・特許技術
・データ
・ネットワーク硬化
・ブランド
・スピード
・価格
・資金
・独占契約
・著名人の推薦

また、参入障壁もちゃんと考える必要があります。ニッチ、局地戦や競争が少ないところを選べば、生き残ることができます。

例えば、道端に生えている草などもちゃんとそこで生き残っているのです。なんでも良いので、勝てるポイントがあって、そこに磨きをかければ他社には勝てます!

ただ、実際は先行企業と同じことをやろうとしたり、新しいことに挑戦することに対する恐怖心などから明確な戦略を立てていないケースが多いです。

逆にこの辺をしっかりを考えた企業や個人が今後は勝ち残っていくのだと思います。

大企業とスタートアップの違い

大企業の社内起業でのおすすめはスタートアップでやっているようなことはやめた方が良いとのことです。

確かに、スタートアップの最大の利点である「スピード感」が大企業では絶対に勝てないですね。何をやるかはその会社がやる強みがどこにあるかがないといけないとのことです。確かにおっしゃる通りです。

また、大手企業には多くの過去の遺産があります。ブランドイメージ、物流・店舗網、モノづくりのノウハウ、品質保証などずっとやり続けてきた強みがあります。

ただ、大企業は自社の強みをちゃんと認識していないことが多いそうです。確かに新卒からずっと一つの会社にいるような人は自社の優れた点は分からないですね。

そういった点をちゃんと認識することが、大手企業の新事業を生み出すために重要になってくるでしょう。

「なぜ、我々がこれをやるのか?」というのが一番重要です。こちらの本もおすすめです。

ネットワーク効果

サービスなどを考える時にはどういったネットワークでどんなサービスを提供するかを考える必要があります。

・Direct Network Effect:利用者が増えるとユーザーメリットが大きくなる(電話やFAXなど)
・Indirect Network Effect:Indirect Network Effect:利用者が増えると、そこに提供されるサービスが増えるので利用者便益になる(iOSやアンドロイドなど)

「Why」にこだわりすぎてはいけない

新事業をたちあげるときは「Why」を考慮しますが、これは過去のこと。

未来を考える時には何をやりたいのかという「will」が重要になってきます。その人が作りたい未来を描いて、それを行動に移していくことで、最終的にはそういったことの積み重ねが参入障壁になるとのことです。

やっぱり、自分なりにやりたいことを常に考えていきたいですし、それを行動に移していこうと思います。

過去の動画

過去の動画は下記サイトに公開されているので、興味がある人は是非聴講ください。https://www.youtube.com/channel/UCNpjdzgSCt0ZwrjLyvU634A

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