見出し画像

#158 最近はみんな不安になって新しい挑戦をしようとしているのか?

ここ数日この漠然とした将来不安に対して、多くの人が何かしないといけないという気持になっているのではと感じることが多いです。

今の会社でずっと仕事が出来るのかという保証もないですし、自分なりのスキルを身につけたいと思っても不思議ではありません。そんな声が少しずつ聞こえるようになってきました。

これはきっと良い傾向です。今年は色々あって将来不安が加速された感じがありますが、実は将来不安は元々あったのです。でも、平和な世の中で皆が気が付かないふりをいて過ごしてきただけなのです。

でも、未来永劫安泰なんてありえない話です。そんな当たり前に事実をしっかりと認識する良い機会にはなったのかと思います。この時代をピンチと捉えるか、それともチャンスと捉えるかで未来は変わってきます。

そんな中で最近理系の博士号や経営学修士に関して興味を持つ人が私の周りに増えてきました。その辺の話をまとめていきます。

理系の博士号

noteのダッシュボードを見ていて、一つだけ気になっている記事があります。もう4か月以上前の記事なので、通常はちょこちょこ読まれる程度なのです。

改めてダッシュボードを見てみると、先月で162、今月で254と急激にビュー数が伸びています。私の記事は多くても1000ちょっとくらいなので、古い記事でこの数字は特徴的に大きいです。

また、ビュー数のわりにスキが少ないのです。二か月で1つしかスキがありません。これはnoteユーザーでない人がgoogle検索などで自然流入したと考えるのが妥当ではないでしょうか?

そのものタイトルが会社で働きながら博士号を取得するという内容なので、会社を辞めて挑戦するというよりは今の会社にいながら何かの武器を持ちたいという人が多いのはなんとなく納得できます。

ざっくりは会社に勤めながらでも3年位あれば博士号を取得できますし、実験計画や論理的思考のトレーニングには最適です。ただ、実験を伴うケースも多いので、そこは通って実験するか、会社の実験データを使うなどの工夫が必要になってきます。

ただ、一人で論文を書くためには、実験計画の立案、実験の遂行、結果の解釈、普遍的な理論の構築、人を説得できる文章執筆という流れを自力でやる必要があります。

そういった積み重ねで自己成長につながるのと、やっぱり博士号を持っているというと頭が良さそうな印象で思われるので、そういった点では利点が大きいです。

私も何人か博士号を取得する人をフォローしてきました。私を納得させるだけのロジックを組み立てるためには、それなりに思考力が必要なので良い成長につながると思います。

博士号ネタの記事としてこちらも急激にビュー数が伸びています。博士号自体は持っていても会社で役に立つことは正直あまりないです。

でも、その過程で身につけたスキルは一生ものなので、理系の専門を極めていきたいなら、取得しておいて損はない。

経済学修士

理系の博士との双璧では経済学修士、所謂MBAがあります。こちらはビジネスの世界で仕事をするために必要なスキルを学べます。

一昨日参加したMBAスクールの体験会でも、なぜMBAを取得したいのかという意見交換をしました。

一緒のテーブルの人はすごく今の環境に漠然とした危機感を感じており、何か挑戦したいということで参加していました。そういった人たちが多くなってきているのは、色々な場面で感じます。

一方で今の環境に満足して挑戦しない人も一定数います。定量的な数字は分かりませんが、肌感覚としては挑戦している人はごく少数です。

翌日に会社で体験会の話をしたら興味を持っているという若手も多くて、そういった人たちが行動することに貢献できればとは思っています。現実問題として、こういった取り組みをするには金銭的、時間的、精神的な障壁は果てしなく高いです。

でも、そういった壁を勇気をもって超えていった人だけが自分らしく明るい未来を切り開いていけるのです。必ずしも挑戦した人が全て成功する訳ではないです。ただ、挑戦していない人が成功することはあり得ません。

今日は学歴という観点で最近は興味を持っている人が多くなっていると感じている内容をまとめました。資格取得でも他のことでも自分が取り組みたいことを挑戦すれば良いのです。

そういった挑戦が人生を豊かにしてくれるはずです。そういった若い人が大きな流れを作って、未来の日本の形を作っていくのです。そういった人たちを傍観している人になるのか、自分が中心になって行くのかで人生が変わります。

どちらを選ぶのも自分次第ですが、私は少なくとも挑戦を続ける生き方を選択していきたい。そして、私の周囲の人も勇気をもって後についてきてもらいたいと強く思っています。



宜しければサポートお願いします。サポートは活動しているNPOを通じて社会貢献します!