ピクチャースタイルってなんだ。

先日のワークショップで「色」のことをテーマにしたんですが、そのとき「ピクチャースタイル」の話をしました。
(注:キヤノンでの呼び方。例:ニコンはピクチャーコントロール。オリンパスは仕上がり。ソニーはクリエイティブスタイル。ペンタックスはカスタムイメージなど。)

そのピクチャースタイルについて整理したいと思います。

ピクチャースタイルとは、撮影した写真をカメラ内でどう仕上げるか、という調整の具合を変えるものです。

キヤノンの場合は
・スタンダード
・ポートレート
・風景
・ニュートラル
・忠実設定
・モノクロ
などのモードがあります。

写真の雰囲気が結構変わりますので、試しに使ってみてください。

調整する要素としては
・シャープネス
・コントラスト
・色の濃さ
・色あい

この4つを調整して例えば、「ポートレート」とか「風景」とかに適したあんばいの写真に仕上げてくれます。

通常は、「スタンダード」になっていると思いますが、それはできるだけ自然でかつ、そこそこ見栄えのする設定です。

その辺のさじ加減がメーカーによってちがい、さらには機種ごとにも違うので、それが「メーカーの色」とか「画質」と評される要因のひとつにもなっています。

が、これはまあどうにでも変えられるものでもあります。

それがピクチャースタイルを変える意味です。

また自分のオリジナルのピクチャースタイルを作ってカメラに記憶させておくこともできます。

つまりピクチャースタイルというのは簡単なRAW現像をカメラ内でやっているという事でもあります。

自分の好みの色や雰囲気を作ることが出来るので、いろいろいじってみると面白いですよ。

鮮やかでクッキリ!
とか
ゆるふわで青みがかった感じ、とか
とか
バキバキで硬質な感じ
とか
明るくて爽やかな感じ
とか

いろいろ出来ますよ。

具体的な操作方法などは僕のワークショップに参加して聞いてください。
お教えします。
*冒頭の写真はモノクロでさらにコントラストをぐっと強め、白と黒の両極端での表現を狙った設定です。

ちなみに次回の開催は12月13日 (木)19時30分から22時くらいまで
山形市七日町のBOTAcoffeeの2階(BOTAtheater)にて。
【FMPフクダマコトフォトグラフィー写真ワークショップ@BOTAcoffee issu,31】
テーマは「絞り(ISO感度含む)」です。

お気軽にお問い合わせください。

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