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【福澤諭吉先生】大分県中津市

 大分県中津市、午前は福澤諭吉先生の記念館を訪問しました。幕末、緒方洪庵の大阪適塾での修行、咸臨丸による渡米、3度にわたる洋行の欧米留学、慶應義塾の教育、交詢社の設立、新聞社の時事新報を設立し近代的ジャーナリズムの確立、その人生を改めて学び感激しました。瓦版や小新聞(こしんぶん)ではいけない、政治経済を伝えオピニオンを議論するジャーナリズムの確立を訴え時事新報を設立し、自らも社説を執筆しました。
 近代科学、研究と実証に基づいた政治、経済、教育の運用、そのスタンスは現在の慶應義塾大学にも息づいています。非常にコンパクトによくまとまった記念館の資料展(撮影禁止)、茅葺き屋根のご実家を見学し、学びと気付きと元気をいただきました。やはり、福澤諭吉先生も慶應義塾も素晴らしい。
 しかし今回一番大きな収穫、「明治14年の政変」については、改めて考えさせられました。学問、研究と科学技術、そして政治、政策との関係は現代も続く大問題です。本当にここに来てよかったです。午後は中津市文化会館で国民保護訓練研修会よろしくお願いします。

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