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Mリーグ6/18 第1試合(南1局から) 岡田は覚醒したか?

(南1局まで)の続きです。

南1局1本場 要所をアガり切る近藤

近藤テンパイ↓

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場に切れてるアガリ牌は1mが1枚のみ。申し分ないテンパイだ。

次巡、親の朝倉もテンパイ↓

朝倉h

ドラシャンポン。打点は申し分ない。ノータイムで追いかけリーチだ。

山に生きてる待ち牌は、近藤4枚、朝倉1枚。

2人リーチにうんざりして、ひょっとこ顔になる多井↓

多井d

このめくり合いは近藤の勝ちとなった。3900点。

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南2局0本場 接戦で大事なのは打点かスピードか?

多井にすごい配牌が入った↓

多井20

日吉「北は役牌じゃないので、これはメンゼンでという気持ちは強いでしょうか?」
瀬戸熊「これは絶対メンホンになると思いますよ。とくにライバルの近藤さんと競ってるので、ここでマンガン・ハネマンクラスをアガって突き放すと」

うーん。発想が違うなー。接戦のときは打点かスピードかという話は、「競ってる南2局と東1局では、どちらが1000点の価値は高いか?」という命題だと思う。そりゃ競ってるときの方が安い手の価値は上がるよね。

なので、この局の多井の立場だったら、手を安くしてでも近藤の親を流してしまいたいという方が正しいと思う。

多井はまったくマンズを引かず、途中で方向転換↓

多井21

うまく4sだけ残して、ホントこういうのもしっかりしてるよなー。そのあとはツモが利かないため、さっさとオリ。

近藤は役牌をポンしてドラ1のテンパイ↓

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岡田がテンパイに追いついた↓

岡田20

箱下のラス目だから当然のリーチだ。

日吉「これは引いてほしいですね」

解説&実況は完全に岡田応援になっている。岡田という選手に対しても、連ラス街道で苦しんでいるサクラナイツというチームに対しても。

そこに朝倉がドラを暗刻にして追いかけリーチ↓

朝倉20

これは高い。ツモか裏1でハネマンだ。

3人のめくり合い。結果は親の近藤がツモ。2人のリーチを蹴り、リー棒2本もあって大きなアガリだ。

岡田苦しい↓

岡田21

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