【Mリーグ】Mリーグについてどう思うか その2

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◆5 既存プロ団体は下部組織化してしまうのか?
◆6 プロ団体内部で生じてくる問題
◆7 どんな選手が選ばれるのか?
◆8 最後に

◆5 既存プロ団体は下部組織化してしまうのか?

次のテーマは、既存のプロ団体は下部組織化してしまうのか?だ。

ある程度はそうなると思う。
上位の数人だけ真のプロになれるってことは、実質的にはプロ養成機関になる。
とくに既存組織の経営陣にはその思いが強いはず。

その一方で、これまではプロ団体を自称しても、自称プロ団体であって、どうやって食っていくかは自分でどうにかしろって世界だった。
最近のプロ連盟だけは、内部で仕事がいっぱい発生してるから、食える世界になっていて、実質的にプロだった。
しかし他の団体は今もプロ団体ではなく、自称プロ団体だ。

それがここにきて、丸ごと真のプロ団体になれる。
活躍して企業の目に止まったら食えるんだもん。
そういうバックボーンを持てた。

だから、「牛のケツっぺたになるよりもニワトリのトサカになれ」ってことわざの発想なら地盤沈下って思えるだろうけど、実質的には真のプロ団体になれたといえる。

各団体に入ろうという人は増えるんじゃないか。
それを基準にするなら、価値アップだよね。

団体を統一しろよって言う人は昔からよくいたけど、これは実質的な統一だ。
俺は昔から、オリンピック予選みたいなのができたときに、その傘下としてなら初めて統一されうるけど、それ以外の形での統一はあり得ないと思ってたけど、まさにそういう形になった。自慢だ( ・´-・`)

選手は5団体に所属してることが条件って、既存のプロ団体に対して、ずいぶん温情的というか、やさしい措置だと思う。
きっと、今回の構想に対して既存の5団体の幹部たちがゴタゴタ言ったことが功を奏したんだろう(想像)。

ただし、問題はいろいろある。

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