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防災気象情報の探し方・使い方|気象庁Webサイトの使い方

FUKKO DESIGN の木村です。

「コロナ禍でもすぐにできる!防災アクションガイド」の第9弾が完成しました。

今回は「コロナ禍でもすぐにできる!気象庁Webサイトの使い方」です。

災害が多発する中で、防災気象情報に触れることが多くなり、気象庁のサイトを確認したことがある人も多いかと思います。

しかし、他の気象情報が掲載されたサイトより情報量が多く、一見わかりづらいと思うかもしれませんが、気象庁のサイトは情報の宝庫です。

気象や防災に関する情報については、気象情報を発信する様々な機関のベースとなる情報を直接確認できます。さらに、より詳しい情報やデータや、その解説など様々な情報が盛り沢山です。最近話題の気候変動や温暖化など気候に関する情報なども盛り沢山です。

そこで、『気象庁Webサイトの使い方』を作成しようということになりました。

さらに、近年、災害時にはデマの情報が問題になります。それ以外にも、ある気象現象をあたかも人が操作しているようにいう「陰謀論」や、地震雲や地球温暖化懐疑論などの「疑似科学」の問題もあります。

それらの情報に適切に対処できるように『災害時のSNSリテラシー』も併せて作成することになりました。


今回は『気象庁Webサイトの使い方』として、「①防災気象情報の探し方・使い方」(4枚)と、「②気象・気候の調べ方・学び方」(4枚)、そして、『災害時のSNSリテラシー』(4枚)の3つに分けて画像をつくりました。

こちらの記事では「①防災気象情報の探し方・使い方」です。


1. 気象庁Webサイトを上手く使おう

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気象庁のサイトにはそもそも、どのような情報があって、どのように探すべきか説明しています。

とりわけ、住まいの地域の情報を見るのか、全国の情報を見るのかでクリックする場所が違うので要注意。研究者やメディアの方などで全国の情報を見たい場合は上部のメニューボタンから入ります。意外にわかっていない人もいるのでぜひチェックしてください。


2. 最新の気象情報をチェック

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今日、明日などの直近の天気や、時間ごとの天気、雨雲の動きの調べ方を紹介しています。

ヤフー天気などのアプリで見られる方が多いかと思いますが、大元のデータはこの気象庁Webサイトにあるものがほとんどです。一次情報をご覧になりたい方はぜひこちらもチェックしてみてください。


3. 少し先の天気・天候をチェック

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1週間先、2週間先までの天気や、数ヶ月先の気温や雨の傾向など、少し先の情報をまとめています。

少し先の天気は外れることもあります。予報の信頼度が記載されているのでそちらもチェックしてみると良いです。また、2週間後までの気温予報や、季節予報などもあるので、チェックしてみてはいかがでしょうか。


4. 災害の危険を知るための情報

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水害の危険度や台風の進路の見方や、注目すべき危険を知らせる情報などを紹介しています。

災害時の情報も、他の気象情報がまとまっているサイトやアプリでも紹介されていますが、こちらがベースとなっているので、チェックしてみてください。

また、気象庁からは警報や警戒情報、注意情報など、危険を知らせる様々な情報が発表されるのでそちらもチェックしておきましょう。


①防災気象情報の探し方・使い方」は以上です。

次の投稿では「②気象・気候の調べ方・学び方」をご紹介します。



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※こちらのデータは多くの方に利用していただきたいと思っていますが、情報の正確を期するため、出典を表記してください。

出典:防災アクションガイド

※一部、行政機関の情報などを転用しているため、データの改変などはご遠慮ください。

FUKKO DESIGN 木村充慶

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