『読書会へ行こう!』で今夏こそ読書会デビュー!!

Twitterで「読書会」を検索すると、常に「読書会行ってみたい」「でもうまく話せるか不安」「そもそも近所にない」というツイートを目にします。

読書会主催者の自分としては、「こんなに頑張って宣伝してるのに(好きでやってるのだけど)、伝わってないなんて」「いや、フォロワーの◯◯さんが、△△市で読書会してるじゃん!ff外だけど教えてあげたい!(でも言いづらい)」「初心者の方の心理的ハードルを下げるには、どうすればいいの?」と、かなりムズムズした気持ちになります。

他の主催者さんも、似たような焦り(?)を感じた経験はあると思います。

しかし、そんなもどかしさを解消してくれる(かもしれない)サイトが、今月オープンしました。その名も...

『読書会へ行こう!』

なんて直球なタイトル!口調も自然と未成年の主張みたくなってしまう。

「今日はぁぁぁぁ、本が好きなみんなにぃぃぃぃ、見てほしいサイトがあるぅぅぅぅ」

「なーにーーー?」

「読書会へ行こう!って、サイトなんだぁぁぁぁ」

「へぇぇぇぇぇ」

「今からぁっ、このサイトをぉっ、参加者と主催者ぁっ、2つの視点からぁっ、簡単に紹介していくよぉぉぉぉっ」

(酸欠)

【参加者】ありそうでなかった読書会のカタログ!あなたに合う「秘密基地」を見つけよう!

全国津々浦々の読書会が登録され、今もその数が増え続けているポータルサイト『読書会へ行こう!』。なんといっても、その画期的な特徴は「検索ページ」です。

そんなの、Google先生に聞けばいいじゃないの?と思うでしょう。確かに、近場であることくらいしかこだわりがなければ、それでもいいでしょう。

しかし、主催者の年代や性別で絞りこめる上、一度に複数のイベントを比較検討できるシステムは、読書会未経験の方、あるいは一風変わった会を探す方にとっては、とても貴重です。

また、本に関するけれど「読書会」の名を冠していないイベントも登録されており、より個性的な場に出会える確率が高くなります。

『本屋を語らNight』『BGMeeting』といったエッジの効いた題のイベントを、見逃してしまう心配もありません。

オープンから一週間足らずで、既に50件を越える読書会が登録されています。これだけあれば、自分に探し求めていたイベントがどこかにあるんじゃないかと、ワクワクしてきます。

今まで1人で本を読んでいた日々から、知らない人ばかりの空間へと飛び出す。きっと不安もあるでしょう。でも、これからは気軽にカタログを眺めるような気持ちで、あなただけの「秘密基地」を探してみませんか?みな Say What!

自分にピッタリな読書会を見つけたら、すぐに申し込みページへと飛べます。

さらに、『読書会へ行こう!』では、無料のマイページを作れば、行ったイベントを記録できます。

これなら、本好きな人同士が、例えば上野の『Bar Bookshelff』で知り合った時でも、「そういえば、この前あの読書会に行ったんですよ...えっと...なんだっけ...あの足短い人がやってる...(『読書会へ行こう!』のマイページを見る)あ!Book Fair!」と、読書会の名前を思い出してもらえるわけです。

このように、自分の備忘録としてだけでなく、会話の潤滑油にもなります。でも、足の短さで人を記憶するのはダメですね。胴が長い人で覚えてください。ダックスフンド系男子なんで。

【主催者】プラットフォームが集うプラットフォーム!視野が広がるかも?

主催者としては、もちろん集客ツールとして伸ばしていきたい「メディア」です。このサイト開設のクラウドファンディングには、私も含め少なくない数の読書会主催者が参加しています。

ポータルサイトに登録されていることで、不慣れな方にも安心して扉を叩いてもらえれば、という期待はあります。

さらに、SNSをしていない方も、このサイトの存在さえ認知すれば、読書会の情報にたどり着いてもらえそうな利点も嬉しいです。

また、自分の読書会の準備や、何よりもマイ読書タイム(←基本的に、プライベートの本業は皆これ)に追われ、主催者は他の会を知る機会は意外とないもの。

このサイトをきっかけに、主催者同士の交流が深まり、お互いに視野を広げていけたらいいなと思います。

冒頭にリンクを貼ったページにもあるように、『読書会へ行こう!』を運営しているBechordsさんでは、積極的に主催者同士を「つなげる」試みも行われています。登録するだけでも、新たな発見があるのではないでしょうか。

もっと、主催者さんたちが「なぜ読書会をやろうと思ったのか?」「今までの読書会で思い出に残った場面は?」など、それぞれのストーリーを発信する。個人的には『読書会へ行こう!』が、そんな場にもなればと思っています。

実は、主催者はイベントでは「聴き役」に徹するか、肝心な本の話がメインになるので、上記のようなトークをする時間はかなり短いのです。

そもそも、主催者が自分の話ばかりしている読書会なんて、誰も行きたくないですよね(笑)。でも、初めて興味を持った方や、一度行ってみたけどよく分からなかった人にとっては、そうした情報こそが大事になってくるはずです。

...ああ、話が脱線した。ギルの笛を聴いたせいだ。

さあ、まずはサイトにアクセスして、今年の夏こそ「読書会デビュー」してみましょう!よき旅を!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?