”創作実話”が一部のツイッタラーに蛇蝎の如く嫌われるワケ

みなさんは「創作実話」という言葉をご存じだろうか。

実話のテイだが本当は作り話じゃねえ?と出来過ぎたエピソードを揶揄する時に使われるネット用語である。ツイッターでよく見られる「マクドナルドで女子高生が世間をズバっと斬る会話」などがいい例だ。これらは多くのRTを稼ぐが、一部の人間からは「作り話乙」と冷笑されたり、時に猛烈なバッシングを受けることさえある。

「作り話」が感動を損なうわけではない。実際、フィクションの映画や小説に心を震わせ、感涙にむせぶ人も多いだろう。”創作実話”を猛烈にバッシングする人だって、親指を立てながら溶鉱炉に沈むシュワルツェネッガーには涙したはずである。にも関わらず、一部の人々が「よくできたお話」に猛烈な拒絶反応を起こすのは何故なのだろうか。

今回は、ツイッター界における”創作実話”の二大巨匠として名高いてぃ先生とshin5さんのツイートを分析し、解説していこうと思う。

まずはてぃ先生である。

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