絵本「イーラちゃんといじわるツリー」の評価
評価
娘:☆☆
ママ:☆
読んだ目的/きっかけ
娘が幼稚園でもらってきた各出版社からの「冬におすすめの絵本」パンフレットに「イーラちゃんとまじょのヤーダちゃん」が載っていました。「イーラちゃん」に「ヤーダちゃん」。おもしろい登場人物の名前に魅かれて読んでみようと思い、図書館のHPで検索をしたところ本絵本を見つけました。
ちょうどクリスマス前だったので本絵本を先に読んでみることにしました。
ママの感想
率直な感想になってしまい恐縮ですが、すごくおもしろいということはなく、「おとなしく『イーラちゃんとまじょのヤーダちゃん』を借りておけば良かったな」と思いました。
ママがお買い物に行った間に、クリスマスツリーの飾りつけをすることにしたイーラちゃん。おもちゃのぬいぐるみたちと一緒に飾りつけをします。
しかし、クリスマスツリーが暴れてしまい、なかなか飾りつけがうまくいきません。
「イーラちゃん」はシリーズもので、本絵本がその1冊目ではないということもあり… 読みはじめたときも今もですが、設定がよくわからず、扱いに困ってしまいました。。 なぜ、おもちゃが一緒に飾りつけをしてくれて、クリスマスツリーが動くのでしょう… 絵本なので、それはそれで良いのですが、どういう設定か理解できていなかったため、困ってしまいました。
クリスマスツリーが暴れてしまい、なかなか飾りつけができないイーラちゃん。仕方がないので、イーラちゃん自身がツリーになって飾りつけをされてみることにします。そこでようやく「クリスマスツリーの気持ち」がわかったイーラちゃんは無事に飾りつけに成功します。
「相手の立場に立ってみる」というとても良いストーリー展開なのですが、娘と話をしたい私にとっては、少し「説明が過ぎる」感じがしてしまいました。絵本なので「こんなもの」なのかもしれませんが。
そんなささやかな不満が多かったので私の評価は「☆」です。でも、娘は私のような不満をもつことはないので、それなりに楽しんでいました。
サンタさんの出てこない、少しタイプの違うクリスマスの絵本で、これはこれで良いのかな、とも思いました。
子どもと話す:どうやって飾りつけをする?
クリスマスツリーの飾りつけに苦戦するイーラちゃん。おもちゃたちが一斉にロープでツリーをおさえつけた状態でイーラちゃんが飾りつけをしたものの、失敗してしまいます。この場面で、「娘ちゃんだったらどうやって飾りつけをする?」と聞いてみました。
2回目に読んだときにした質問なので、物語の展開を知っている娘が「何かおもしろいアイデア」を披露してくれることを少し期待したのですが…
「もっと、みんな(おもちゃ)を呼んできてやる!」という答えが返ってきました。力押しでいくようです。。
思わず「そっかぁ」と笑ってしまいました。年少さんの想像力だと妥当なラインでしょうか? 「それじゃあ、たーくさん、おもちゃのお友だちを呼んでこなきゃね」と話しておきました。
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